四大老
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 07:17 UTC 版)
「BASARAの登場人物」の記事における「四大老」の解説
萩原(はぎわら) 国王の最高位の重臣、四大老の一人で「南の萩原」と呼ばれる。桃井の死後、四大老筆頭となる。 四大老の中では一番年齢が若いが、父親を殺害してその位に就いた結果である。幼い頃より何不自由なく育ったが、それがさらに彼の性格を貪欲にした。「下克上」を信条としており、石榴計画なるものを計るが、太郎ちゃんや揚羽の尽力により失敗。のち揚羽に暗殺される。白の王にプロポーズをしていたが、計算の内であることを見破られていて相手にされなかった。 桜田(さくらだ) 国王の最高位の重臣、四大老の一人で「東の桜田」と呼ばれる。 大酒飲みで、常に薄汚い格好をしており、民衆の酒場に毎夜繰り出しては賭けに興じている。母親は父の愛人であった芸妓で、家督を継ぐまではドブ板の横に住んでいたらしい。基本的に王家を嫌っており、最後は揚羽・朱理に協力して京の町を守るために民衆をまとめる立場に就く。 萩原が揚羽に襲われ桜田の屋敷に助けを求めたさいには、これを黙殺して間接的に暗殺の手助けをしている。 橘(たちばな) 国王の最高位の重臣、四大老の一人で「西の橘」と呼ばれる。 国王側の「最後の良心」とも言われており、国王側の人間にしては珍しく実直で義を重んじる性格。強いものに支配されてこそ国は保たれるとの考えから、武力で日本を征した初代・悪路王を理想像とし『王家』に対する高い忠義を持つ。しかしその忠誠ゆえに、衰退していく現国王には見切りを付け、朱理を後継に迎えることを望んでいた。最後まで王家に忠実に仕え、その末路を知りつつも鬱金王の都落ちを助け、農民に発見されて殺害される。 桃井(もものい) 国王の最高位の重臣、四大老の一人で「北の桃井」と呼ばれる。四大老筆頭。 穂積の父親。朱理が都落ちしたのち、蘇芳の都の統治に訪れる。本来は優しく真面目な人物だったが、権力に憑かれて「蘇芳小京都化計画」を計画し、圧政を行っていた。その振る舞いに激怒した赤の王の配下によって息子を殺され、逆上して蘇芳の都を破壊する。最後は、朱理たちに追い詰められ、サカキにより殺害される。嗣子の穂積ともども死亡したため、その後四大老の北は空席となっていた。自分を庇って死んだ息子にその行いを諭されたが、聞き入れなかった。それを観ていた赤の王の配下達に『息子の気持ちが分からない』と呆れられる。運天と沖縄の時に交渉していた相手だった為、彼を死に追いやった原因の一人であるが、彼を今帰仁の前で『売国奴』呼ばわりした事で、今帰仁に殺したら逆に兄の誇りを汚すと感じさせる程の怒りを感じさせる。
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