商 → 周
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「封神演義の登場人物一覧」の記事における「商 → 周」の解説
黄飛虎(こう ひこ) / 武成王(ぶせいおう) 商の鎮国武成王。五色神牛に跨る。妻と妹を殺された事で造反を決意し、後に周の開国武成王に就任した。三関分けでは青竜関を攻める軍の主将に任じられる。封神されて東岳泰山斉天仁聖大帝となる。 黄天化(こう てんか) 黄飛虎の長子。清虚道徳真君の弟子。玉麒麟に跨り、二本の銀鎚で戦う。造反を起こした黄飛虎が陳桐に殺された際、これを助けるために下山した。後に道徳から「高に逢ったら戦わず、能に遇ったら引き返せ」という意味の偈を与えられたが、これを気に留めなかったために、高継能と戦い命を落とした。封神されて管領三山正神炳霊公となる。安能版では黄飛虎の次子となっている。 黄天禄(こう てんろく) 黄飛虎の次子。父黄飛虎と共に周に帰順する。封神されて西斗星官となる。 黄天爵(こう てんしゃく) 黄飛虎の第三子。父黄飛虎と共に周に帰順する。長兄の天化が戦死、続いて青竜関で次兄の天禄も捕虜になり、その上弟の天祥が命を落としたため、一族断絶を恐れた飛虎によって東征途中で西岐に帰された。生き残ったため封神されていない。 黄天祥(こう てんしょう) 黄飛虎の第四子(末子)。父黄飛虎と共に周に帰順する。青竜関で丘引を負傷させた時に彼の恨みを買い、後に捕らえられて処刑され、首の無い身体を関壁に吊るされた(風化の刑)。遺体は土行孫によって回収された後、天爵と共に西岐に帰された。享年17。封神されて北斗星官の天罡となる。 黄明(こう めい) 黄飛虎の義弟。黄飛虎と共に周に帰順する。封神されて伏龍星となる。 周紀(しゅう き) 黄飛虎の義弟。黄飛虎と共に周に帰順する。封神されて南斗星官となる。 龍環(りゅう かん) 黄飛虎の義弟。黄飛虎と共に周に帰順する。封神されて西斗星官となる。 呉謙(ご けん) 黄飛虎の義弟。黄飛虎と共に周に帰順する。封神されて豹尾星となる。 黄滾(こう こん) 黄飛虎の老父。商を離れることに反対し、謀反を起こした黄飛虎を界牌関で捕らえようとしたが、黄明と周紀の策略にあって周に帰順する。東征では西岐城を守っていたため出陣していない。 黄飛彪(こう ひひゅう) 黄飛虎の弟。兄黄飛虎と共に周に帰順する。封神されて河魁星となる。 黄飛豹(こう ひひょう) 黄飛虎の弟。兄黄飛虎と共に周に帰順する。封神されて天嗣星となる。 晁雷(ちょう らい) 晁田の弟。封神されて中斗星官となる。 晁田(ちょう でん) 晁田の兄。封神されて歳破星となる。 方弼(ほう ひつ)、方相(ほう そう) 封神されてそれぞれ顕道神、開路神となる。 鄧九公(とう きゅうこう) 三山関の総兵。南伯侯の侵略を防いでいたが、後に西伐を命じられる。酒宴の席で土行孫に「西岐を破ったら娘の嬋玉を嫁にやってもいい」と約束してしまう。土行孫が西岐に捕らえられた際、土行孫と嬋玉の偽りの婚礼を行って姜子牙を暗殺しようとしたが、逆に罠にかかって敗北した。その後、嬋玉の説得を受けて帰順する。封神されて青龍星となる。 鄧秀(とう しゅう) 鄧九公の嗣子。封神されて五鬼星となる。 鄧嬋玉(とう せんぎょく) 鄧九公の娘。投石の名人。父と共に西岐を攻めるが、土行孫と結婚して帰順する。土行孫が戦死した際に取り乱し、仇を討つために姜子牙の制止もきかず出陣するが、高蘭英によって殺された。 安能版では、鄧嬋玉ではなく鄧蝉玉と表記されている。 太鸞(たい らん) 鄧九公の配下。鄧九公と共に周に帰順する。封神されて披頭星となる。 孫焔紅(そん えんこう) 鄧九公の配下。孫紅焔と表記されることも。鄧九公と共に周に帰順する。封神されて血光星となる。 趙昇(ちょう しょう) 鄧九公の配下。鄧九公と共に周に帰順する。封神されて羊刃星となる。 蘇護(そ ご) 冀州侯。妲己の父。紂王から娘の献上を迫られるが、これを拒否したために崇侯虎に冀州を攻められた。姫昌からの説得を受けて結局は娘を宮中に入れたが、その後は彼女の悪行を憂い、西岐討伐を命じられた際に帰順した。封神されて東斗星官となる。 蘇全忠(そ ぜんちゅう) 蘇護の嗣子。序盤では妲己の兄と記されているが、後半では妲己が彼の姉であるという矛盾した記述があるが兄(男)として育てられた姉(女)だから矛盾は無い。蘇護と共に周に帰順する。封神されて北斗星官の破軍となる。 趙丙(ちょう へい) 蘇護の配下。蘇護と共に周に帰順する。封神されて東斗星官となる。 陳季貞(ちん きてい) 蘇護の配下。蘇護と共に周に帰順する。封神されて死気星となる。 鄭倫(てい りん) 蘇護配下の将。鼻の穴から白光を噴出させて、相手を気絶させることができる。帰順に対し強硬に反対していたが、蘇護に説得され、周軍に加わる。封神されて哼哈二将となる。 陳光(ちん こう) 蘇護の配下。 洪錦(こう きん) 己の姿を隠す旗門遁の術を使う。西岐を攻めるが、月合仙翁の導きによって竜吉公主と結婚し、周に帰順した。三関分けでは佳夢関を攻める軍の主将に任じられている。万仙陣で妻と共に没した。封神されて龍徳星となる。 柏顕忠(はく けんちゅう) 洪錦の配下。封神されて天敗星となる。 季康(き こう) 洪錦の配下。洪錦と共に周に帰順する。封神されて天狗星となる。 魏賁(ぎ ほん) 周軍に加わる。封神されて黄旛星となる。 徐蓋(じょ がい) 界牌関総兵。周に帰順する。封神されて太陽星となる。 王豹(おうひょう) 徐蓋配下。封神されて計都星となる。 彭遵(ほう じゅん) 徐蓋配下。封神されて羅睺星となる。 楊任(よう じん) 元は商の上大夫。紂王を諌めて眼を抉り取られるが、清虚道徳真君に助けられて弟子となった。眼窩から腕を生やし、その掌に付いた眼は天庭・地穴・俗世界の全てを見ることができる。呂岳が瘟コウ陣を開いて周軍を阻んだ際、師の命令を受けて下山した。封神されて甲子太歳神となる。 鄧昆(こう こん) 黄飛虎の妻(賈氏)の妹の夫。商側の援軍として臨潼関に派遣されたが、義兄の黄飛虎が捕らえられているのを見て背反を決意し、芮吉と共に土行孫と呼応して商を裏切った。 芮吉(ぜい きつ) 鄧昆と共に援軍として臨潼関にやってきた将。周に帰順する。 文聘(ぶん ぺい) 周軍に加わる。封神されて中岳嵩山中天崇聖大帝となる。 崔英(さい えい) 周軍に加わる。封神されて北岳恒山安天玄聖大帝となる。 蔣雄(しょう ゆう) 周軍に加わる。封神されて西岳華山金天順聖大帝となる。 崇黒虎(すう こくこ) 崇侯虎の弟。封神されて南岳衡山司天昭聖大帝となる。 崇応鸞(すう おうらん) 崇黒虎の嗣子。 高定(こう てい) 崇黒虎の配下。 沈岡(ちんこう) 崇黒虎の配下。
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