名詞の複数形
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「スウェーデン語の文法」の記事における「名詞の複数形」の解説
名詞に単数形と複数形の区別があり、複数形の作り方によって5種類(-or, -ar, -er, -n,無変化)に分けられる。 共性名詞で単数形が-aで終わるものは、語尾の-aを-orに入れかえる(例:flicka (少女)/flickor. )一部の語では単数形で-aを持たないが、複数形では-orをつける。(våg (波)/ vågor,ros (バラ)/rosor). 共性名詞で単数形が-a以外で終わるものは、語尾に-ar,-er,-rのどれかをとる。複数形にどの語尾をとるかは、単純な規則を立てにくい。(例:växt (植物)/ växter; lök (玉ねぎ)/lökar) -eまた-ingで終わるものはおおよそ複数形に-arをとり、 -areまた-ikerで終わるものは無変化であり、 -é, -else, -het, -(n)ad,-orで終わるものは複数形に-erをとる。 母音で終わるものは-rをとる。-anで終わるものは無変化である。 フランス語からの借用語などであって強勢が語末におかれる名詞では-erを取る。 中性名詞で単数形が母音で終わるものは、複数形はその末尾の母音の後に-nを加える。(例:äpple (リンゴ)/äpplen) 中性名詞で単数形が子音で終わるものは、無変化である(例:barn (子ども) /barn) 一部の語では上のような規則によらない複数形を用いる。 faktum(事実)/fakta(ラテン語からの借用語の中にはスウェーデン語の複数形によらずラテン語の複数形を用いるものがある) mus (ねずみ)/ möss(ウムラウトを起こす)
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名詞の複数形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/03 07:16 UTC 版)
デンマーク語では、名詞によってとる複数形の形が違い、以下の4つの規則変化と不規則変化がある。 -er型名詞の語尾に-erをつける。 blomst(共性) - blomster træ(中性) - træer -r型-eで終わる名詞に、-rをつける。 pige(共性) - piger menneske(中性) - mennesker -e型名詞の語尾に-eをつける。 stol(共性) - stole hus(中性) - huse ゼロ型複数形になっても形が変化しない。 fisk(共性) - fisk år(中性) - år 不規則変化(母音交替)datter(共性) - døtre barn(中性) - børn
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名詞の複数形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 01:25 UTC 版)
名詞の複数性が (1) 標示されない言語、(2) 任意で標示される言語、(3) 義務的に標示される言語がある。また、複数性の標示は、名詞の指すモノの有生性によって違う振る舞いをする。一般に、人間名詞は非人間名詞よりも複数性が標示されやすい。以下のようなタイプの言語がある (Haspelmath 2005: 142)。 名詞の複数形が存在しない。 人間名詞にのみ複数形が存在し、標示は任意である。 人間名詞にのみ複数形が存在し、標示は義務的である。 全ての名詞に複数形が存在し、標示は常に任意である。 全ての名詞に複数形が存在し、標示は無生名詞の場合任意である。 全ての名詞に複数形が存在し、標示は義務的である。 名詞句の複数性を名詞の語形変化(接辞、重複、声調、語幹の母音交替)で標示する言語のほか、複数性を表す語や接語を用いて標示する言語もある (Dryer 2005: 138)。
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