同志殺しを目的としたテロの応酬とは? わかりやすく解説

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同志殺しを目的としたテロの応酬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:19 UTC 版)

革命的労働者協会(社会党社青同解放派)」の記事における「同志殺しを目的としたテロの応酬」の解説

赤砦社派6月13日6・13声明』のなかで、現代社派との「全面戦争」を宣言し、「無制限・無制約革命的テロ」を宣言山田幹部土肥小沢従来彼らは『革労協の「軍事部門」の担当』だったキャリア?)らと、巻き返しのための「革命軍」を早速強化、さっそく全国で「無制限・無制約革命的テロ」を実行にうつすこととなった1999年平成11年7月最大学生拠点である明治大学は両派攻防主戦場となった7月2日、まず赤砦社派学内で同派にとっての「目の上タンコブ」、元明大生理事現代社派の荻野佳比古をターゲットとする。荻野松戸市出勤中のバイク倒され側頭部のみにハンマー連打浴びせられその場絶命した。明らかに殺害目的のためのテロだった。 7月21日狭間派7・2報復として神奈川大出身の赤砦派メンバー相川一郎明治大学生協職員襲撃し相川翌日絶命した(なぜか赤砦社派反応この人に対して冷淡だった)。狭間派この人物を「木元派をつくれと山田そそのかした正体不明撹乱分子」と呼んだ。 さらに翌日現代社派は波状攻撃図り7月22日明大生田キャンパス再度全国動員公然部隊(計37名)を差し向ける構内情宣を行うのを口実にして学内の赤砦派拠点自治会ボックスなどを狙って入構してきたのは明白だった狭間派は「投擲用の鉄片青竹」で襲撃しようしたものの、赤砦派は直対応せず、学生部出した退去命令」にしたがい構外に出る。ところが現代派はそれに従わず、気が付いてみればキャンパス内に自分らだけとなっていたため、入れ違い突入してきた機動隊によって37全員が、まんまと凶器準備集合罪建造物侵入逮捕・起訴されてしまい壊滅的打撃を受ける。ついでながら、なぜか事前に登場していた革マル部隊も、情宣とは名乗っていたものの、「真意」は学外待機して手ぐすねひいている機動隊に、両派をできるだけ数多く逮捕させるための挑発画策していただけのものにすぎなかった。 これを狭間派は「7・22弾圧」と命名しこの後何年間も機関紙で「7・22」と、繰り返し部隊釈放されるまで、恨み言書き連ねばならぬほど、この大量逮捕大打撃となった結局この不手際従来狭間派拠点としてき明治大各キャンパスはじめ山谷にくわえ、さらにそれまで赤砦社派存在せず全国唯一狭間派勢力圏となってきた福岡九州大などでも無人同然となった狭間派拠点へと赤砦社派進出するきっかけとなった。 この当時狭間派赤砦社派個々メンバーに対して自己批判のうえでの再結集」を表面上は呼びかけた。相川一郎殺害しておきながら、こうした態度をとるのは不思議なことだが、「相川だけは例外」というのが現代社派の姿勢だった。ゴスペルグループとの闘争被告となっていた赤砦社派メンバー自己批判して現代社派に合流またもともと三里塚・芝山連合空港反対同盟から、撤退局面にあった熱田派に支援関係にあった赤砦。一方の同同盟北原派との共闘関係にある狭間派は、北原派に断罪をせまり赤砦社派との共闘関係断絶させ、赤砦社派はその勢力現代社に対して優位に立ちながら三里塚では原則的申し合わせ同盟の前では内ゲバ持ち込まない」を守り消去法的に「成田では革労協というと狭間派…というシェーマ通用することになったその後赤砦社派佐賀大出身で全学連書記長務めた現代社派の森田福岡県委員会議長11月襲撃し殺害し、これを契機九州大や福岡寄せ場登場革労協拠点三里塚現闘以外、赤砦社派一色に塗り替えられてしまう。

※この「同志殺しを目的としたテロの応酬」の解説は、「革命的労働者協会(社会党社青同解放派)」の解説の一部です。
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