双六小屋
双六小屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 15:49 UTC 版)
山頂直下東1.3km には1935年(昭和10年)に旧上宝村の村営小屋として開設された双六小屋があり、1950年(昭和25年)に小池義清により再建され、登山シーズン中は小屋の前に給水施設が設置されている。1980年(昭和55年)に樅沢岳側に一棟増築された。北アルプス縦走の際に利用されることがあり、富山大学医学部による双六小屋夏山診療所が併設されている。義清から経営を引き継いだ次男の潜は山岳写真家でもあり、小池新道周辺のわさび平小屋、鏡平山荘、黒部五郎小舎の経営も行っている。画家、写真家、作家などが多く訪れる山小屋でもある。山岳画家の中村清太郎は1956年(昭和31年)から1961年(昭和36年)にかけて1-2カ月程度双六小屋や周辺の山小屋に滞在しながら創作活動を行っており、山岳風景画家の足立源一郎は1963年(昭和38年)から1965年(昭和40年)頃にかけて訪問していた。田淵行男、新田次郎、田中澄江らも宿泊した。山小屋の看板の文字は作家の田中澄江により書かれたものである。 詳細は「双六小屋」を参照
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