黒部五郎小舎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 17:47 UTC 版)
1923年(大正12年)に、三俣蓮華岳との鞍部の黒部乗越に伊藤孝一により山小屋が建てられた。その後営林署により管理され、1961年(昭和36年)に三俣山荘の経営者の伊藤正一が引き継ぎ、1962年(昭和37年)に現在の場所に黒部五郎小舎が建てられた。1972年(昭和47年)上高地西糸屋山荘経営者の奥原教永が引き継ぎ、小屋を新築し、昭和48年に冬期小屋が併設された。1987年 (昭和62年)双六小屋経営者の小池潜が引き継ぎ、その後、母屋を増築した。2005年(平成17年)に改築により、リニューアルされた(収容人数60人・テント30張)。 小屋の周辺は平らで池塘が点在して、多くの高山植物の群生地となっている。
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