黒部ダムカレー
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黒部ダムカレー(くろべダムカレー)は、長野県大町市内の約20店舗(2023年現在)が提供している黒部ダム[注釈 1]をモチーフとしたカレーライス。
立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口である、関電トンネル電気バス扇沢駅にて昭和40年代より、くろよん観光株式会社(当時、現在の株式会社関電アメニックス)が運営する「レストラン扇沢」で、ご飯をアーチ型に模りダムの堰堤とし、ダム湖をカレーソースで表した「アーチカレー」として販売していた。2009年7月、同市にあるくろよんロイヤルホテル(当時、現在のANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん)において、地元の食材を使った新しい「黒部ダムカレー」を販売開始。地元の飲食店約20店舗が参加している。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
黒部ダムカレー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 05:18 UTC 版)
黒部ダムレストハウスでは、2003年以前から黒部ダムを模したカレーライスを「黒部ダムカレー」の名称で提供していた。 大町市で2007年に行われたイベントでは、扇沢レストハウスの「アーチカレー」を参考にした直径1.5メートルの「巨大黒部ダムカレー」を制作し、来訪者に振る舞い好評を得る。 2009年5月になると、「黒部ダムカレー」を観光・地域振興のため大町市内の飲食店で提供できないかという提案が地元から出される。賛同した有志とともに「黒部ダムカレー」の条件(「ライスを堰堤の形にする」「カレールーは堰堤の内側に流し込む」「カレールーの上に遊覧船に見立てたトッピングを乗せる」「必ず水をつける」「料金は700円以上とする」の5項目)を決めた。使う材料や味はそれぞれの飲食店に任せ、できるだけ条件のハードルを低くすることで、店舗がそれぞれの持ち味を生かした黒部ダムカレーをつくることができるよう配慮した。 黒部ダムカレーの条件をもとに、くろよんロイヤルホテルが試作品を制作。その後、2009年7月1日に、「黒部ダムカレー」が大町市内の7店舗でスタートした。「黒部ダムカレー」は大町市の地域振興のために作られたダムカレーなので、5つの条件を満たせば「黒部ダムカレー」として売ることができる。黒部ダムカレーはダムをミニチュアとして再現するものではないので、下流側にはサラダなどの食材を入れることができる。 2018年夏に黒部ダムカレーは誕生から10周年を迎え、長野県大町市が黒部ダムカレー推進協議会加盟店に実施したアンケートによれば年間5万7000食を売り上げた。
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