南条幸男とその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 08:18 UTC 版)
「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」の記事における「南条幸男とその関係者」の解説
南条幸男(なんじょう ゆきお)〈24 → 39〉 演 - 大倉忠義 すみれの幼馴染で俳優。原作におけるフェルナンに相当するキャラクター。 2003年時点ではオーディションに落ち続けなかなか仕事に恵まれず、すみれと結婚する暖に嫉妬して清に唆され警察に嘘の通報をする。 暖が捕まった後香港に渡って人気俳優の仲間入りを果たし、独り身になっていたすみれと結婚し一女を授かった。しかし生活に困窮して香港マフィア「ヴァンパ」から借金していた時期があり、それが原因で恩人のショーン・リーを裏切った末に、死に追いやっている。 真海の策略で、香港の新聞に『失踪したショーン・リー一家は「ヴァンパ」に殺害されていた』と報じられ、現場に居た人間しか知らない情報ばかりだったので、「ヴァンパ」から情報を漏らしたと疑われ、付き人だった自分にも疑いの目が向けられるなど追い詰められてゆき、ショーンの死に責任があることをすみれに告白するも、直後に「ヴァンパ」との関係やショーン夫妻殺害関与がマスコミに暴露されて俳優生命を絶たれ、暖を陥れた事実を知ったすみれに離婚を宣言されてしまう。さらに正体を明かした愛梨に「ショーン一家を殺害したのは自分だと書いて死なないと、すみれと明日花がヴァンパに狙われ自分と同じ目にあう」と促され、すみれに謝罪する遺書を残して自殺を図ったが、未遂に終わる。 復讐劇終了後、暖を陥れた事も明るみに出てショーン夫妻殺害容疑で逮捕された。 目黒すみれ(めぐろ すみれ) / 南条すみれ(なんじょう すみれ)〈23 → 38〉 演 - 山本美月 暖の婚約者。原作におけるメルセデスに相当するキャラクター。 高校2年のときに両親を亡くし、遺された喫茶店「シンドバッド」を一人で切り盛りしていた。暖が捕まった後も彼の無実を信じ署名運動や面会を試みたがいずれも失敗し、店を引き払って幸男と結婚し東京に移住、料理研究家として注目を浴びている。 実は最初から真海が暖であったことに気づいていたらしく、悪いのは自分だと幸男を庇った。 ショーンの死のきっかけを作ったのが自分だという幸男の告白を聞かされ、それでも彼を支えていこうと一度は決意するも、暖を逮捕させたのが幸男だと知り、離婚を宣告する。 南条明日花(なんじょう あすか) 演 - 鎌田恵怜奈 幸男とすみれの娘。絵を描くのが好きな小学生。性別・年齢ともに異なるが、原作におけるアルベールに相当するキャラクター。 海難事故で助けられてから真海に好感を抱いている。愛梨とも姉妹のように仲が良く、明日花の存在が愛梨の復讐心を揺るがせることになる。 ショーン・リー 演 - ジョーナカムラ 幸男が香港で付き人をしていた俳優。原作におけるアリ・パシャに相当するキャラクター。 妻が日本人で幸男のことも可愛がっていたが、借金苦の幸男がダニーを手引きして、自分が持つ高価な翡翠を盗む現場を目撃してしまい、口封じのため妻もろともダニーに殺害された。 遺体は秘密裏に処分されたため、世間では一家そろって失踪扱いになっている。 ダニー・ウォン 演 - 葉山ヒロ 香港マフィア「ヴァンパ」に属する男。 15年前にショーン夫妻を殺害した。真海の手により過去の事件が明るみに出そうになったため来日し、幸男からの情報で真海の命を狙うも、あらかじめ真海に買収されていた部下たちに殴り倒され、これまで自分が殺めてきた人々と同じく魚の餌にされるという末路を辿った。
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