北海道果汁の工員たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 13:36 UTC 版)
福田栄一(ふくだ えいいち) 演 - 村上かず 田中マツ(たなか まつ) 演 - 西村頼子 遠藤チカ(えんどう ちか) 演 - 安部洋花 以上の3人(を含めて10人前後)は、倒産の危機による人員整理を勧める渡と野々村の命令を受けた政春に解雇を言い渡されるが、工場が海軍指定になったことで、解雇は撤回される。 宮下久美 演 - 大橋梓 中村美紀(なかむら みき) 演 - 堀内敬子 ウイスキー増産のための募集で採用面接にやってきた未亡人。夕張出身。小樽の食堂で厨房を手伝っていた経験から料理が得意であり、出征した夫の戦死により貧困となり母娘ともども親戚の家に世話になっていた。身の上の不幸を知ったエリーとエマの勧めもあり採用が決まり、エリーの手伝いをすることになる。 夫がマレーの戦場で英軍との戦闘で戦死したことや、自分たちよりも恵まれた境遇にあるエリーを妬み、特高に亀山宅内の情報を密告するが、家宅捜索を受けた際の亀山一家の様子を目の前にして自らの行いを反省し、謝罪する。この一件から故郷に帰ってやり直す決意をし、エリーの引き止めに応じず、秀子共々退職し余市から去る。 中村秀子(なかむら ひでこ) 演 - 黒島結菜 美紀の娘で、愛称は「デコ」。正義感が強く物怖じしない性格で、母・美紀が採用面接試験中に、エリーとエマと出会い打ち解ける。教師になる夢を持っていることもあり、女学校に通えるエマを羨ましく思っている。母の採用が決まるとともに、自身も工員として採用が決まる。 母がエリーを密告したことを知りショックを受けるも母の気持ちを察して許す。翌日母共々退職し、余市を後にする。 工場で樽を転がす男 演 - 浅香航大 147話で、雪の工場敷地でウィスキー樽を転がす姿が、数秒だけ映しだされる。端役であるが、鴨居英一郎を演じた浅香航大が北海道編での出演を希望して端役出演が決まったことを玉山鉄二が明かしている。 〈以下の人々は戦後、樺太から引き揚げて北海道果汁に住み込みで働くことになった従業員たち〉 樺太の男 演 - 蟷螂襲 樺太の親子 演 - 山田裕、田所草子、坂口苺 復員兵 演 - 佐藤太一郎 時計を盗られたと勘違いした男 演 - 中村大輝 父の形見の懐中時計を失くし、隣で寝ていた悟が盗ったものと決めつけ、「シベリア帰りは性根が腐っている」と罵ったり殴りつけたりした。蒲団の下から時計が見つかり悟に一応謝ったものの、怒った彼に殴り返される。
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