北区側
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/11 23:20 UTC 版)
人と共生することを選んだ菩怪達。怪物園を拠点としている。 阿倍 翔(アベ カケル) / アベル 松露葉図書房の図書館員。眼帯をしたパンクな青年。所々に英語を取り入れた話し方をする。陽気な性格だが寂しがりやな一面も持つ。初登場時では菩怪化してヒノとサユを襲ったが、眠狐神のヒノの力を見て降参、菩怪について何も知らない彼らをアシストしていくことになる。 しかし実際は南区のスパイ。紅牛を宿す美々を探すためヒノたちに近づいた。元々は北区の菩怪だったが、ガールフレンドの冬守りを不慮の事故で亡くし、彼女を助けなかった北区を恨んで南区に降った。黒兎に情報を漏らしまた共にヒノを襲うが、自分を「友」として庇うヒノに情が芽生え、黒兎からヒノを庇って片腕を肩から失う重傷を負う。直後覚醒した紅牛の能力で腕は復活、助けられる。黒兎撃破後は再び北区の菩怪として暮らしていくことになる。3ヶ月後、南区の陰謀が原因で菩怪の力を失った。 菩怪:『氷髯(ヒョウゼン)』 自称「菩怪界のロックスター」。肌の色が変わり、額に目が現れる。三味線を武器に使い、冷気を操り、時に自らの髪を氷柱のようにして攻撃する。 婆羅島 亜門(バラジマ アモン) 松露葉商店街文具店「バラジマ」の店長であり「怪物園」の園長。眼鏡をかけた気さくな若者。南区の菩怪勢力の作戦に半ば諦めかけていたが、ヒノの決意に賛同し、彼の修行に付き合う。ドジな性格だがアベル曰北区ダントツらしい。後に、南区の陰謀が原因で菩怪の力を失った。菩怪:『木悶(デモン)』 面のような顔と6本の腕を持つからくり人形に似た巨大な菩怪。手に持つ木槌型の判子で、人や物を菩怪界へ転送させる。いつも人間界に戻る場所は商店街の中の小さな神社である。 筆仙(ヒッセン) 「怪物園」の書物衆。逆さに立てた筆の姿をした菩怪。紐で毛をまとめている。松露場町の北区と南区の闘争起源に詳しい。字が上手い。 茶狸(チャリ) 「怪物園」の吹出衆。胴体が茶釜である狸の姿をした菩怪。 家鯰(イエナマズ) 鯰の姿をした菩怪。建物を揺らす事ができる。 おみくじ女 占い大好き。 冬守り(フユモリ) 蓑をかぶった雪わらしのような菩怪。アベルの子供時代のガールフレンドだった。 怪物園と思われる建造物内部にて、遊びの最中か運悪く煮え立つ大釜に落ち、救出の手も無いまま命を落とす。
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