功績となる活動、栄誉に関する事項
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「川添良幸」の記事における「功績となる活動、栄誉に関する事項」の解説
ナノ学会会長、NPO科学協力学際センター代表理事、スーパーSINET推進協議会委員ナノテクノロジー部会部会長、JST科学技術振興調整費審査部会委員・ナノテクノロジー分科会委員長などを務め、計算機シミュレーションによる新材料設計研究分野から、ナノテクノロジー一般の発展のために大きな役割を果たした。さらにAsian Consortium for Computational Materials Science (ACCMS) を創立し、その発展に多大の努力を払い、現在では、アジアに止まらない、この研究分野の重要な国際会議に育て上げた。その功績により、ACCMS賞を受賞、また、インド材料学会名誉会員に任じられた。東北大学CIO補佐官、文部省視学委員、文部科学省科学技術・学術審議会専門委員、地球シミュレーター民間利用課題選択委員会委員長、日本金属学会東北支部長等を努め、研究組織の運営面でも積極的に活動した。また同人は、マックスプランク研究所研究員、カリフォルニア大学バークレー校客員教授、オーストラリアWACAE客員教授、復旦大学及び西南師範大学顧問教授、南京大学客座教授、東京大学、北陸先端科学技術大学院大学、京都大学、国立情報学研究所、東北学院大学をはじめ多くの大学の併任・兼任・非常勤講師等を勤め、国内外で教育研究活動にも積極的に寄与した。特に、計算機シミュレーションによる新材料設計分野からの社会貢献に強い関心を示し、実験家や企業との共同研究で、科研費、NEDO、JSTの大型プロジェクトに数多く採択され、それらの研究成果の実用化も行われている。2013年にはロシアからメガグラントのリーダーに選出され、年間1億円程度の教育研究費を3年以上にわたって提供を受け、ロシアの教育に貢献している。2015年には北京大学の王前教授と共にグラフェンの一つのバリエーションとしてペンタグラフェンを発見し、スーパーコンピューターの計算により平面構造のペンタグラフェンの存在を見出した。 また2020年にはscopusで東北大教授としてもっとも多くの文献が掲載されるに至った。
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