SINET

デジタル大辞泉

サイネット【SINET】

読み方：さいねっと

《Science Information Network》国立情報学研究所が運営する学術情報ネットワーク。昭和62年（1987）、日本全国の大学や研究機関を結ぶ専用高速線による通信基盤の運用が始まり、インターネットや国際的な研究ネットワークとの相互接続を経て、日本最大の情報通信ネットワークに成長。これにより、京をはじめとするスーパーコンピューターの共同利用や、国内外の加速器・放射光施設との大量の高速データ通信が可能になった。また、機関リポジトリーやムークなどのサービスも提供している。

IT用語辞典バイナリ

SINET

フルスペル：Science Information Network
別名：学術情報ネットワーク

SINETとは、国立情報学研究所（NII）が構築し運用している、学術利用のための通信ネットワークの呼び名である。

SINETは日本全国の大学や研究機関をつなぐ学術情報のインフラとして、全国各都道府県の大学や研究機関を接続している。海外の同種の研究ネットワークとも相互接続している。1992年に運用が開始され、整備および更新が行われている。2016年5月に「SINET5」の開通式が行われ、運用が開始されている。

SINET5は通信速度が100Gbpsへ引き上げられ、全国およそ800以上の大学等にハイレベルな学術情報基盤を提供するという。

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参照リンク
学術情報ネットワークとは

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SINET

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/25 06:08 UTC 版)

SINET（Science Information NETwork、サイネット）とは、国立情報学研究所が提供・運用を行う学術情報ネットワークのこと。