前作からのシステム変更点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 14:25 UTC 版)
「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」の記事における「前作からのシステム変更点」の解説
登場するステージボスが6体から8体に増加した(以降、ロックマンシリーズのボスキャラ数は8体となる)。 1度クリアしたステージに行けなくなった(携帯アプリ版では行けるようになった)。 パスワードによるゲーム内容の記録が可能になった。ステージクリア時とゲームオーバー時に表示される。パスワードは文字を打つタイプのものではなく、5×5マスに9個の赤丸を配置した表の形となっている。 エネルギー缶(E缶)が追加された。これは任意のタイミングで体力ゲージを全回復できるアイテムである。最大4つまで所持できるが、ゲームオーバー時にストックが0に戻ってしまう。また、本作と次作のみ体力ゲージ全快時でも誤って選択すると消費してしまう。なお、本作では「エネルギーパック」という名称であり。「エネルギー缶」という名称になったのは『3』以降である。 ライフエネルギーと武器エネルギーのデザインが変更された。以降のファミリーコンピュータでの作品は、このデザインで統一されている。 スコアシステムの廃止(携帯アプリ版では継続)。 水中でのジャンプ力の増加(動きが鈍るのは前作からの仕様)。 ワイリーステージのボスラッシュは、前作のステージ途中で一定順序で戦う形式とは異なり、専用のステージが設置され、戦うボスの順番も任意で選べるようになった。また、撃破時にライフエネルギーの回復アイテム(大)を落とすようになった。 一部を除き、敵キャラの被ダメージ後の無敵時間が非常に短くなった。耐久力の高い敵でも、至近距離からの連射で素早く倒せる。この仕様は次作まで続いた。 セレクトボタンでポーズをかけられなくなった。 ステージに置いてあるアイテムを入手した場合、ゲームオーバー時のみ復活するようになった。 ステージセレクト画面では前作と異なり、最初から8ボスの中央にワイリー(のシンボルマーク)が表示されている。また、8体目を撃破するか、そこまで進めたパスワードを入力した際は、ステージセレクトに戻らずに直接ワイリーステージ開始時のデモが始まる。ただし、ゲームオーバーでステージセレクトに戻った場合は、カーソルをマークに合わせて選択することでワイリーステージが開始するようになっている。なお、メガドライブ版(『ロックマンメガワールド』に収録)では、これと同様の方式となっている。 被ダメージ時、身体が点滅している間だけトゲトラップ等の即死する地形に触れてもミスしないようになった(前作は点滅中に触れてもミス)。以降の作品は全てこの仕様になっている。これにより、わざとダメージを食らい、点滅中にトラップに触れてミスを回避する方法が使えるようになった。しかし、落とし穴などに落ちてしまうと点滅に関係なくミスにする。 シャッター通過後のボスの部屋までの通路が1画面分と短くなり(前作は、1回スクロールする2画面分あった)、敵も出現しなくなった。以降の作品ではこの通路の構造が踏襲されている。
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