初刊本とは? わかりやすく解説

初刊本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/12 18:42 UTC 版)

釈譜詳節」の記事における「初刊本」の解説

初刊本は全24巻であるが零本であり、韓国国立中央図書館に巻6,9,13194巻4冊が、東国大学校図書館に巻23242巻2冊が伝わっている。その他、個人所蔵本として巻20212巻2冊がある。中央図書館所蔵本は、黄海道一寺刹において塔品として出てきたものを、1935年江田敏雄が入手し世に紹介したのである東国大学校所蔵本は、忠清北道報恩郡俗離山法住寺伝わっていたもの忠清北道清州市竜花寺を経て1966年京畿道安城郡の七長寺移り世に紹介されたものである。初刊本の6冊は、1970年12月30日韓国の宝物523号に指定されている(中央図書館本:宝物第523-1号、東国大学校本:宝物第523-2号)。 活字活字漢字活字甲寅字の大字小字使用されている。大字本文に、小字割注用いられた。 ハングル活字大字・中字・小字3種使用されている。大字本文に、中字は割注に、小字本文および割注漢字読み東国正韻式漢字音)に用いられた。ハングル字形は、『訓民正音』では「ㅏ」、「ㅓ」、「ㅗ」、「ㅜ」などの母音字母の短い棒が黒丸表されていたが、釈譜詳節では現在の書き方同じく短い棒として書かれている。 張の体裁版匡:縦22.1cm×横15.9cm(巻6:1a)、四周単辺、無界 版心上下大黒口、上下内向黒魚尾 行数・字数:半8行、1行15各巻の状態は以下の通りである。 巻6:巻末に『月印千江之曲』が7張収められている。 巻9:20裏面の1行目の後半欠落。 巻13欠損なし。 巻1926張表面の1~4行目が欠落。 巻23:1~2張が落張。 巻2453以降が落張。 中央図書館所蔵本(巻6、9、1319)は校正本であり、漢字音表記中心に朱筆誤謬校正されている。

※この「初刊本」の解説は、「釈譜詳節」の解説の一部です。
「初刊本」を含む「釈譜詳節」の記事については、「釈譜詳節」の概要を参照ください。

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