原刊本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/25 15:26 UTC 版)
原刊本は巻1、2、3、4、7、8、9、10の全8巻が現存しており、ソウル大学校奎章閣韓国学研究院に巻1、2が、高麗大学校図書館晩松文庫に巻1、2、7、8が、ソウル歴史博物館に巻3、4が、啓明大学校童山図書館に巻8、9、10がそれぞれ所蔵されている。これら原刊本はいずれも韓国の宝物に指定されており、啓明大所蔵本が2006年4月28日に宝物第1463-1号に、ソウル歴史博物館所蔵本が2009年2月23日に宝物第1463-2号に、ソウル大所蔵本が2009年10月20日に宝物第1463-3号に、高麗大所蔵本が同じく2009年10月20日に宝物第1463-4号に指定されている。 また、初刊本と同一の版木を用いて後世に印出したと思われる版本がソウル大学校奎章閣に10巻完帙本として残っており,一般に古板本と称される。この版本は字画の欠損や補刻が甚だしく、版面の状態が悪い。 版の体裁は以下の通りである(ソウル歴史博物館所蔵本)。 木版本 版匡:縦25.9cm×横17.6cm、四周双辺、有界 版心:上下大黒口、上下内向黒魚尾 行数・字数:半葉9行、1行20字
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