原典語訳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 19:31 UTC 版)
梵文原典から日本語に翻訳すると次の通り。 如来こそ如来の教えを教示しよう。如来は個々の事象を知っており、如来こそ、あらゆる現象を教示することさえできるのだし、如来こそ、あらゆる現象を正に知っているのだ。すなわち、それらの現象が何であるか、それらの現象がどのようなものであるか、それらの現象がいかなるものであるか、それらの現象がいかなる特徴をもっているのか、それらの現象がいかなる本質を持つか、ということである。それらの現象が何であり、どのようなものであり、いかなるものに似ており、いかなる特徴があり、いかなる本質をもっているかということは、如来だけが知っているのだ。如来こそ、これらの諸現象の明白な目撃者なのだ — 岩本裕による口語訳出 竺法護訳『正法華経』では以下の通り。「何等法・云何法・何以法・何相法・何体法」(法華論はこれをまとめて五何法という)
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