原典版による全集版責任者:ハースからノヴァークへの変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 06:14 UTC 版)
「ブルックナーの版問題」の記事における「原典版による全集版責任者:ハースからノヴァークへの変更」の解説
三つめの背景は、国際ブルックナー協会(英語版)による原典版校訂作業を、当初ハースが行っていたが、戦後ナチとの関係などからハースがその位置から退き、ノヴァークに替わったことである。ノヴァークの使命はハース版ではない原典版全集を出すことであった。ノヴァークはハースの校訂態度を一部批判し、校訂をすべてやり直した。このため「ハース版」「ノヴァーク版」2種類の原典版が存在することとなり、バッハやモーツァルトの全集版に習って前者を「旧全集」、後者を「新全集」とも呼ぶ。
※この「原典版による全集版責任者:ハースからノヴァークへの変更」の解説は、「ブルックナーの版問題」の解説の一部です。
「原典版による全集版責任者:ハースからノヴァークへの変更」を含む「ブルックナーの版問題」の記事については、「ブルックナーの版問題」の概要を参照ください。
- 原典版による全集版責任者:ハースからノヴァークへの変更のページへのリンク