ノヴァーク

ピティナ・ピアノ作曲家事典

ノヴァーク

【英】：Novák, Vítezělav

[チェコ]  1870～1949

2009年6月 執筆者： 岡田　安樹浩

1870年12月5日、ボヘミア南部のカメニチェに生まれた作曲家。プラハのカレル大学法学部で学びつつプラハ音楽院にも在籍。その後ドヴォルザークのマスタークラスに入る。後年プラハ音楽院の作曲科教授となり、1920年から22年まで院長の職も務めた。彼の作品（交響詩、オペラ、室内楽作品や歌曲、ピアノ小品など）には、民謡など土着の音楽素材への傾倒が見られる。 1969年6月18日にボヘミア東部のスクテーチで没した。

ピアノ独奏曲

作品番号順  [ピアノ独奏曲]

バラード　ホ短調／Ballad in E Minor Op.2／1893

シューマンの主題による変奏曲　ハ長調／Variace na Schumannovo tema in C major Op.4a／1892

バガテル／Bagately （Bagatelles） Op.5／1899

追憶（記憶）　ヘ短調／Vzpominky （Memories） in F minor Op.6／1894

セレナード／Serenady Op.9／1895

舟歌／Barcaroly Op.10／1896

牧歌／Eklogy Op.11／1896

たそがれ ／Za soumraku （At Dusk） Op.13／1896

3つのチェコ舞曲／Tri ceske tance （Three Czech Dances） Op.15／

我が五月／Muj maj （My May） Op.20／1899

英雄的ソナタ／Sonata eroica Op.24／1900

冬の夜の歌／Pisne zimnich noci Op.30／1903

2つのヴァラキア舞曲／Dva valasske tance （Two Lachian Dances） Op.34／1904

悲しい愛の歌／Melancholicke pisne o lasce （Melancholy Songs about Love） Op.38／

パン／Pan Op.43／1910

組曲／Erotikon (suite) Op.45／1907,11

6つのソナチネ／Six Sonatinas Op.54／1919-20

若者／Mladi （Youth） Op.55／1920

室内楽

作品番号順  [室内楽]

ピアノ三重奏曲　ト短調／Piano Trio in G minor Op.1／1892

ピアノ五重奏曲　イ長調／Piano Quintet in A minor Op.12／1896, revised 1897

ピアノ四重奏曲　ハ短調／Piano Quartet in C minor Op.7／1894, revised 1899

管弦楽とピアノ

協奏曲  [管弦楽とピアノ]

ピアノ協奏曲　ホ短調／Concerto for piano and orchestra in E minor

外国人名読み方字典

ノヴァーク

名前 Novák； Nowak

ウィキペディア

ノヴァク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/05/01 07:44 UTC 版)

ノヴァク、ノヴァーク、ノーヴァク（Nowak, Novák, Novak）はヨーロッパ系の姓。2018年の統計ではポーランドで最も多い姓であり、男女合わせて18万人以上がいる。

• ヴィーチェスラフ・ノヴァーク - チェコの作曲家。
• キム・ノヴァク - アメリカの女優。
• レオポルト・ノヴァーク - オーストリアの音楽学者。ブルックナーの交響曲の校訂で知られる。

脚注

このページは人名（人物）の曖昧さ回避のためのページです。同名の人物に関する複数の記事の水先案内のために、同じ人名を持つ人物を一覧にしてあります。お探しの人物の記事を選んでください。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えてください。