黄海道とは? わかりやすく解説

黄海道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/22 04:52 UTC 版)

黄海道
位置
各種表記
ハングル: 황해도
漢字: 黃海道
日本語読み仮名: こうかいどう
片仮名転写: ファンヘド
英語表記: Hwanghae Province
統計
行政
国:  朝鮮
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黄海道(ファンヘド、こうかいどう)は、李氏朝鮮の行政区分朝鮮八道の一つ。由来は主要都市である黄州海州から頭文字を取って命名された[1]黄海に面していた故の名称ではない。高麗時代の五道両界では「西海道」と呼ばれていた[2][1]

現在の北朝鮮の行政区分、黄海北道黄海南道に相当する。なお、朝鮮八道の他の道と違い、北朝鮮政府成立後に南北に分割されたため、韓国では分割を認めておらず、以北五道にも「黄海道」として1つに数えられている。なお、かつて黄海道に属していた一部の離島(白翎島延坪島など)は現在韓国政府が実効支配しており、仁川広域市に属している。

経国大典」による道内地方区分

牧(長官:牧使)

都護府(長官:都護府使)

郡(長官:郡守)

県(長官:県令)

県(長官:県監)

出身有名人

脚注

  1. ^ a b 韓国時代劇・歴史用語事典: 韓流コンパクトシリーズp63,金井孝利,2013年9月
  2. ^ 黄海の韓国国内名称である西海由来でもないため、東海道と南海道は無い。首都開城とその周辺を京畿、残りの五道両界は交州道・楊広道・慶尚道・全羅道、北界(西北面)、東界(東北面)である。

関連項目


前の行政区画
(高麗)西海道
黄海南道黄海北道
歴史的行政区画

- 1895年
次の行政区画
二十三府制十三道制を挟んで)
黄海道 (日本統治時代)

黄海道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:48 UTC 版)

朝鮮料理」の記事における「黄海道」の解説

黄海道は穀倉地帯で、北朝鮮ほかの地域比べて食文化が豊かとされる北朝鮮有名な海州ビビンバ豚の油で炒めた飯を使うのが特徴。また生のナムルではなく干したものを使うことも特徴である。また、北朝鮮では淡白な味を好むためか、ビビンバコチュジャンではなくカンジャン醤油)で食べるという。

※この「黄海道」の解説は、「朝鮮料理」の解説の一部です。
「黄海道」を含む「朝鮮料理」の記事については、「朝鮮料理」の概要を参照ください。

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