康翎郡とは? わかりやすく解説

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康翎郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 16:07 UTC 版)

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康翎郡
位置
各種表記
チョソングル: 강령군
漢字: 康翎郡
片仮名転写: カンニョン=グン
ローマ字転写 (MR): Kangry'ŏng-gun
統計(2008年
面積: 505.546 km2
総人口: 106,827 人
行政
国:  朝鮮民主主義人民共和国
下位行政区画: 1邑1区23里
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康翎郡(カンニョンぐん)は朝鮮民主主義人民共和国黄海南道に属する郡。北朝鮮統治範囲の最南端にあたる。

地理

黄海に突き出した甕津半島の東南部に位置し、西に甕津郡、北に碧城郡と隣接する。

行政区画

1邑・1労働者区・23里を管轄する。

  • 康翎邑(カンニョンウプ)
  • 釜浦労働者区(プポロドンジャグ)
  • 広泉里(クァンチョンニ)
  • 金洞里(クムドンニ)
  • 錦井里(クムジョンニ)
  • 内洞里(ネドンニ)
  • 東江里(トンガンニ)
  • 東浦里(トンポリ)
  • 登岩里(トゥンアムニ)
  • 龍淵里(リョンヨンニ)
  • 蜂梧里(ポンオリ)
  • 富民里(プミンニ)
  • 舎鳶里(サヨンニ)
  • 三峰里(サンボンニ)
  • 松峴里(ソンヒョンニ)
  • 睡鴨里(スアムニ)
  • 巡威里(スヌィリ)
  • 食余里(シギョリ)
  • 莘岩里(シナムニ)
  • 双橋里(サンギョリ)
  • 漁化島里(オファドリ)
  • 梧鳳里(オボンニ)
  • 印峯里(インボンニ)
  • 平和里(ピョンファリ)
  • 香竹里(ヒャンジュンニ)

歴史

朝鮮王朝時代には黄海道に属し、康翎県が置かれた。1895年、二十三府制の施行により海州府康翎郡となり、翌1896年に黄海道康翎郡となった。1909年、甕津郡に編入された。

1952年、北朝鮮の行政区画再編により、甕津郡から富民・龍淵・鳳邱・興嵋などの面が分割され、康翎郡の名が復活した。

年表

この節の出典[1]

  • 1952年12月 - 郡面里統廃合により、黄海道甕津郡龍淵面・鳳邱面・海南面・東江面および富民面・興嵋面・松林面の各一部地域(松林面は延坪島以外の全域)をもって、康翎郡を設置。康翎郡に以下の邑・里が成立。(1邑21里)
    • 康翎邑・広泉里・錦水里・梧鳳里・印峯里・香竹里・莘岩里・平和里・登岩里・双橋里・富民里・龍淵里・釜浦里・食余里・三峰里・蜂梧里・舎鳶里・睡鴨里・東浦里・松峴里・東江里・内洞里
  • 1954年10月 - 黄海道の分割により、黄海南道康翎郡となる。(1邑23里)
    • 黄海南道甕津郡漁化島里・巡威里を編入。
    • 富民里・龍淵里の各一部が康翎邑に編入。
  • 1972年 - 釜浦里が釜浦労働者区に昇格。(1邑1労働者区22里)
  • 1981年 - 平和里が釜浦労働者区・香竹里に分割編入。(1邑1労働者区21里)
  • 1983年 - 錦水里が錦井里に改称。(1邑1労働者区21里)
  • 1991年9月 (1邑1労働者区23里)
    • 双橋里の一部が分立し、金洞里が発足。
    • 香竹里の一部が分立し、平和里が発足。
    • 双橋里の一部が食余里に編入。

交通

脚注

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