初代 L37型とは? わかりやすく解説

初代 L37型(1966年 - 1970年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:59 UTC 版)

ダイハツ・フェロー」の記事における「初代 L37型(1966年 - 1970年)」の解説

1966年昭和41年11月発売され初代モデルは、既に貨物用の軽商用車では十分な実績持っていたダイハツ軽乗用車市場参入第1作であったグレードスーパーデラックスデラックススペース効率の不利を押して縦置きエンジン配置とした手堅いFR方式で、既に実績のある軽トラックハイゼットZL2ストローク空冷2気筒ガソリンエンジン水冷化し、23PSに強化したZMエンジン新開発して搭載したサスペンションにはコイルスプリングによる4輪独立懸架導入したが、前輪一般的なウィッシュボーン式であったのに対し後輪にダイアゴナル・スイングアクスルを採用したのが特異なであった日本車ではいすゞ・ベレット以外に先例がなく、以降採用例もない。 プリズムカットと呼ばれる箱形ボディー形状で、大人4人が無理な乗れ軽自動車目指すと共に当時軽自動車としては上質感を演出していた。トランクヒンジ外部に付けることで開口部大きくとり、荷物出し入れが楽であったフェロー当時ダイハツ軽自動車販売シェア伸ばしはしたが、同時期に出現した廉価高出力ホンダ・N360押されスポーツモデル投入などを図ったものの市場制するには至らなかった。2ドアセダンだけでなく商用の3ドアバン、ピックアップトラックボディバリエーションがあった。角型ヘッドランプ日本車で初採用されたものである1967年昭和42年)、スタンダード追加1968年昭和43年)、マイナーチェンジフロントバンパーかさ上げ位置変更並びにフロントターンシグナルランプ、リアコンビネーションランプ(セダンのみ)の意匠変更これに伴いセダンエンジン高出力化したスポーティーモデルのSS追加1970年昭和45年4月1日には、北海道東北等の降雪地帯除いて100限定販売されたバギータイプの「フェローバギィ」も発表された。名前にこそフェローと付くが、商用軽自動車であるハイゼットピックアップをベースとして、ドアの無いバスタブ形のFRPボディーに、大型ロールバーグリルガード装備し限定生産車にもかかわらず低価格販売された。初代生産台数309918台。

※この「初代 L37型(1966年 - 1970年)」の解説は、「ダイハツ・フェロー」の解説の一部です。
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