元寺町_(弘前市)とは? わかりやすく解説

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元寺町 (弘前市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/05 23:56 UTC 版)

日本 > 青森県 > 弘前市 > 元寺町 (弘前市)
元寺町
元寺町
元寺町の位置
北緯40度36分13.96秒 東経140度28分7.71秒 / 北緯40.6038778度 東経140.4688083度 / 40.6038778; 140.4688083
日本
都道府県 青森県
市町村 弘前市
人口
2017年(平成29年)6月1日現在)[1]
 • 合計 142人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
036-8355
市外局番 0172[2]
ナンバープレート 弘前

元寺町(もとてらまち)は、江戸期から現在にかけての青森県弘前市の地名。郵便番号は036-8355。2017年6月1日現在の人口は142人、世帯数は69世帯[1]

地理

町域の北部から北東部にかけて東長町、東部は元寺町小路上鞘師町・下鞘師町・鉄砲町・一番町、南部は親方町元長町、西部から北西部にかけて下白銀町に接する。

歴史

  • 寛永末年頃 - 東側に町屋5軒・寺院(浄土宗5・法華宗3・浄土真宗6・天台宗1)があり、西側に町屋がある(津軽弘前城之絵図)。
  • 正保3年 - 寺院(浄土真宗4・天台宗1・法華宗3)が見える(津軽弘前城之絵図)。
  • 慶安2年 - 寺町とあり、西側は31軒の屋敷割りがされる。その他では堺屋等の商家、大工・煙草屋等も見られ、職種は雑多であった。
  • 同年5月3日 - 横町(現:東長町)の算盤屋から出火した火災が、当地の4つの寺院を焼く(平山日記)。この火災により、当地の寺院は南側に移されると、新たに新寺町が形成される(津軽歴代記類)。当地は以後、本寺町(または元寺町)と呼ばれることになる。
  • 延宝6年 - 現在の一番町が本寺町一丁目、現在の鉄砲町が本寺町二丁目、現在の上鞘師町が本寺町三丁目、現在の下鞘師町が本寺町四丁目、現在の元寺町小路が本寺町五丁目とあり、合わせると町屋を中心に81軒の屋敷がある。
  • 享保4年頃 - 本寺町一~五丁目は、現在の一番町・鉄砲町・上鞘師町・下鞘師町・元寺町小路となる。
  • 宝暦6年 - 町名は見えず、延享元年に本町一丁目の大火後に武家屋敷街に変化(弘前町惣屋舗改大帳)。

沿革

  • 江戸期 - 弘前城下の一町。
  • 明治初年~明治22年 - 弘前を冠称。
  • 1899年(明治22年) - 弘前市に所属。

施設

医療

  • 倉田医院

商業

宿泊

  • 齋栄旅館
  • 石場旅館

マスコミ

教会

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。

大字 番・番地 小学校 中学校
元寺町 全域 弘前市立時敏小学校 弘前市立第一中学校

交通

上元寺町(弘前駅・小比内経由 - さくら野弘前店 復路、他)停留所。

脚注

  1. ^ a b オープンデータひろさき 弘前市 町名別人口・世帯数_平成29年”. ひろさき未来戦略研究センター (2017年6月1日). 2017年6月18日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。

参考文献

角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)





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