保存・譲渡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 02:03 UTC 版)
「小田急3100形電車」の記事における「保存・譲渡」の解説
小田急電鉄にて保存されている車両 開成駅前第2公園にて保存された3181号車 小田急では、小田急ロマンスカー初の展望席設置車両として、第7編成(3221×11)を6両編成に短縮の上、喜多見検車区にて静態保存していたが、2017年10月18日、複々線が2018年3月に完成することによるダイヤ改正で計画中の通勤時間帯に増発する列車の収容や、緊急時における車両の収容場所の確保のために、中間車両3両の解体を同年10月19日より随時行うことが発表され、残る3両(先頭車2両・中間車1両)は2021年4月19日にオープンした神奈川県海老名市めぐみ町にあるロマンスカーミュージアムで保存展示された。 また、開成駅東口にある開成駅前第2公園には3181号車が保存され、公募で決定した「ロンちゃん」の愛称が付けられているほか、特定日に車内を一般公開している。他に東京都新宿区三栄町にある新宿歴史博物館には、NSE車のロマンスシートおよび扉、運転席が保存されている。 車両自体が他の鉄道会社へ譲渡された例はないが、冷房装置が高松琴平電気鉄道600形電車に転用されたほか、座席が一畑電気鉄道(当時)5000系電車で使用されている。
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保存・譲渡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 00:27 UTC 版)
「京都市交通局600形電車」の記事における「保存・譲渡」の解説
京都市電の標準といえるスタイルを作った、歴史的に重要な車両であったにもかかわらず、本形式は600形としては1両も保存されなかった。翌1974年に廃車になった他のツーマン車(700形・800形・900形)が各1両ずつ交通局に保存されており、わずか1年の差で保存対象とはならなかった。 そのため、交通局は600形の代わりとして、ワンマン化された1600形1605を保存車に指定した。現在は梅小路公園にある「市電ひろば」に展示されている。車内の車番は、ワンマン化改造前の「607」が見える状態になっており、来歴を示す掲示文が貼られている。 2600形については交通局の手による保存車はないが、2603が京都市左京区の「京都コンピュータ学院北白川校」敷地内に1800形1801とともに展示されている。また、解体された各車の制御器一式が伊予鉄道松山市内線に譲渡されて、モハ50形51 - 61の間接非自動制御への改造に活用されている。 旧烏丸車庫に保存されていた頃の1605(1982年6月1日撮影) 旧烏丸車庫で保存時代の1605。車内は廃車当時のまま。車内の番号表示は種車の607号のまま(1982年6月1日撮影) 梅小路公園で保存中の1605の運転席上部。左下に来歴の説明文(2015年8月10日撮影) 京都コンピュータ学院で1801と並んで保存されている2603(2012年8月23日撮影)
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