伊師浜海水浴場とは? わかりやすく解説

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伊師浜海水浴場

水浴場画像

美し水辺★★★
清らかな水辺★★★★
安らげる水辺★★★★★
優しい水辺★★
豊かな水辺
海開き
7月中旬

周辺の自然環境
古くからアカウミガメの産卵場所として知られ平成6年には107個の産卵正式に確認され太平洋側での孵化北限地でもある。
また、海水浴場北側には、イブキ群生地である「イブキ樹叢」が広がり国指定天然記念物指定されている。

イベント情報
毎年8月第一日曜日には、十王まつりが開催されウミウ使った徒歩鵜飼が披露される
おすすめ
日本の白砂青松100選」に指定され大海原平行して緩やかな弧を描く白く長い砂浜と緑の松林連なってます。また、南側の磯や断崖は、ウミウ飛来地として知られ全国唯一の鵜飼ウミウ供給地でもあります
由来・歴史
江戸寛政年間書かれた「美ち艸(みちくさ)」に捕りの様子記されており、歴史としてはさらに古いものであり、現在も全国鵜飼観光地への供給目的捕獲者1名、捕獲後継者2名によりその技術引き継がれている。
保全活動
海水浴間中には、日立市による海岸清掃委託やボランテイアを募った日立ビーチクリーンキャンペーンを実施している。
また、年間通して地元住民企業等によるボランティア清掃活動実施している。
その他の写真
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アクセス
鉄道バスお越し場合
JR常磐線十王駅下車タクシーで5分

【 お車でお越し場合
常磐自動車道日立北ICから国道6号を8分ほど北上

お問い合わせ
日立市産業経済部観光振興
〒 317-8601
茨城県
日立市助川町−1−1
TEL : 0294-22-3111
FAX : 0294-24-1713
kanko@city.hitachi.lg.jp
http://www.mito.ne.jp/~h-kanko/  
その他
海水浴場隣接する伊師浜国民休養地には、毎分400リットル温泉湧出する「鵜の岬温泉」があり、日帰り温泉施設の「日立市鵜来来の湯十王」と国民宿舎鵜の岬」が海水浴客を含めた利用者温泉提供している。
アクセスマップ
アクセスマップ図

伊師浜海岸

(伊師浜海水浴場 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/17 05:56 UTC 版)

伊師浜海岸
伊師浜海岸の位置

伊師浜海岸(いしはまかいがん)は、茨城県日立市(旧十王町)にある海岸。伊師浜海水浴場。伊師浜国民休養地。

概要

環境省による快水浴場百選のほか、日本の水浴場88選日本の白砂青松百選に選ばれている。

海岸近くには鵜の岬温泉があり、日帰り温泉施設「鵜来来の湯十王」、国民宿舎鵜の岬」がある。

コアジサシハマチドリの営巣地、アオウミガメの産卵地となっている。国の天然記念物イブキ樹叢(いぶき山イブキ樹叢)がある。

鵜飼いのためのウミウの捕獲が日本で唯一許可されている鵜の岬がある(鵜は保護鳥。1947年一般保護鳥に指定)。岐阜県長良川など、全国の鵜匠・鵜飼いに海鵜(ウミウ)を供給している。

歴史

江戸時代の水戸藩郡奉行、雨宮端亭(あめのみや たんてい)が記した紀行文 「美ち艸(みちくさ)」(寛政年間)の中に伊師浜での鵜捕りの様子があり、当時は鵜を食糧としたほか捕獲した鵜を用いて「徒歩鵜漁(かちうりょう)」を行っていたことが記されている[1]。歴史としてはさらに古い。

全国の鵜飼地への供給が行われるようになったのは、交通網が発達した大正時代以降である。

1950年(昭和25年)頃まで、日立市内を流れる十王川で徒歩鵜漁が行われていたが長期間途絶えてた。

  • 1993年 十王町海鵜捕獲及び伝統技術保存助成金交付要綱を制定
  • 1996年 毎夏、「十王まつり」での徒歩鵜漁の実演開始
  • 2004年2月 ウミウ捕獲場再築及び捕獲技術保存協議会を設立[2]

鵜捕り

ウミウ捕獲は、この伊師浜海岸の断崖約 15mの高さに設けられた「鳥屋(とや)」と呼ばれる、丸太とコモで作られた小屋の中で行われる。

鵜捕りのシーズンは季(4月-6月、繁殖のため千島列島北海道へ北上するものを捕獲する)と季(10月-12月、越冬のため九州本州下するものを捕獲する)。 繁殖や越冬でウミウが北と南を行き来する時期、伊師浜海岸はその通り道にあたり、さらに海に突き出した断崖絶壁は海鵜の絶好の休憩場所であるため、鵜を捕獲する環境に適している。 鵜を捕獲する際には、羽を傷つけないよう「かぎ棒」という篠竹にU字型の針金をつけたものを使い、鵜の足に引っかけて捕獲する。 若くて元気があり、ある程度の大きさのあるものだけを捕獲し、獣医師によるワクチン接種と検査が行われ、10日以上の経過観察を経て各地へ発送する[3][4]

ウミウ捕獲場

全国唯一のウミウ捕獲・供給地である。

捕獲期以外(7月から9月まで、1月から3月まで)には、捕獲場を一般公開している。入場料は無料。

ウミウ捕獲者が案内人となり、直接ウミウの生態や捕獲方法について話を聞くことができる。

また、伊師浜国民休養地の中に飼育及び観覧施設「鵜のパラダイス観覧飼育舎」があり、ウミウを間近で観察することができる。

交通

脚注

  1. ^ 「ウミウの里づくり」を通した観光拠点と観光ネットワーク作り(PDF)”. 茨城県. 2023年2月22日閲覧。
  2. ^ 地域の文化的資源を生かした「ウミウの里づくり」 (PDF)”. 茨城県. 2023年2月21日閲覧。
  3. ^ ウミウ捕獲場|ひたち風”. www.city.hitachi.lg.jp. 2023年2月21日閲覧。
  4. ^ ウミウ捕獲場で配付している資料

関連項目

外部サイト



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