今治市火葬場燧風苑とは? わかりやすく解説

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今治市火葬場燧風苑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/27 05:39 UTC 版)

今治市火葬場燧風苑
情報
用途 火葬場
設計者 佐藤総合計画[1]
施工 森本・野間・野間久JV[1]
事業主体 今治市
管理運営 富士建設工業(指定管理者
構造形式 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)[2]
延床面積 3,000.66 m²
[2] 
階数 地上2階建て[2]
駐車台数 58台[2]
竣工 2004年3月
開館開所 2004年4月
所在地 794-0053
愛媛県今治市山方町一丁目乙45番地
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今治市火葬場燧風苑(いまばりしかそうじょうすいふうえん)は、愛媛県今治市山方町にある今治市が設置する火葬場である。

概要

今治市では1967年に建設した今治市火葬場を運営していたが手狭で老朽化した事に伴い、新施設が建設され2004年4月に「今治市火葬場燧風苑」として供用を開始した。

新施設は旧施設の北東約百メートルの果樹園や山林約1万5千平方メートルを造成して建設された[3]。また建設・運営では、今治市と越智郡5町村で共同建設し、運営を進める一部事務組合方式が採用された[3]。また火葬場を従来の4基から7基に増設し、燃料が灯油から天然ガスに変更された[4]。用地取得費を含めた総事業費約25億3千万円[4]

今治地区事務組合が管理運営を行っていたが、2005年に今治市と越智郡11町村が市町村合併により、新「今治市」が誕生した事に伴い、運営を行ってきた今治地区事務組合が解散し今治市が継承した。2009年4月より富士建設工業が指定管理者として管理運営を行っている[5]

建物は火葬棟の高さを低くし、住宅地から目立たないように配慮されている。エントランスを全面ガラス張りにし、中庭に池を配置するなど、光を水を利用し、故人との最後の別れの場所を演出していることなどが評価され、2008年には公共建築協会が優れた公共建築物に贈る第11回公共建築賞優秀賞に選ばれている[6]

施設概要

館内施設

  • エントランスホール
  • 告別室 - 2室
  • 炉前ホール
  • 待合個室 - 6室
  • 給湯室
  • 待合ロビー
  • 収骨室 - 2室

火葬設備

受賞歴

脚注

  1. ^ a b 今治市火葬場 すいふう苑 - 国代耐火工業所、2025年9月23日閲覧。
  2. ^ a b c d 燧風苑施設概要(pdf) - 今治市、2025年9月23日閲覧。
  3. ^ a b 『愛媛新聞』1999年8月25日朝刊「今治市が新火葬場計画 現施設の10倍 越智郡5町村と共同」
  4. ^ a b 『愛媛新聞』2004年3月17日朝刊「新火葬場が完成 来月から利用 今治」
  5. ^ 交通アクセス・お問合せ - 今治市火葬場すいふう苑、2025年9月23日閲覧。
  6. ^ 『愛媛新聞』2008年8月11日朝刊「今治市火葬場が公共建築優秀賞」
  7. ^ a b c d 今治市火葬場 すいふう苑 - 佐藤総合計画、2025年9月23日閲覧。

外部リンク




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