吉野広域行政組合
吉野広域行政組合
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吉野広域行政組合(よしのこういきぎょうせいくみあい)は、奈良県吉野郡吉野町・川上村・東吉野村の1町2村による広域的な共同事務を行うための特別地方公共団体(一部事務組合)である。
解説
当初は常備消防を担う吉野広域消防組合として設立されたが、後にごみ処理(クリーンセンターの運営)と斎場管理(火葬場の運営)の開始に先立ち、吉野広域行政組合に名称・組織変更した。
後に老人福祉施設の運営、戸籍共同電算システムの運用についても担うようになった。一方で、奈良県内の常設消防の広域化伴い、組合の祖業ともいえる消防業務は移管され現在は担っていない。
運営する事業
- ごみ処理
- 斎場管理
- 老人福祉施設運営
- 戸籍共同電算システムの運営
沿革[1]
昭和56年10月:吉野広域消防組合設立準備室設置
昭和57年 2月:吉野広域消防組合設立許可
4月:吉野広域消防組合消防本部庁舎竣工、消防業務開始(消防署は吉野広域消防署)
平成 2年 4月:吉野広域行政組合に名称変更
平成 4年 4月:吉野三町村クリーンセンターの業務開始、吉野町から吉野斎場の管理を組合へ移行
平成 4年 6月:吉野三町村クリーンセンター竣工
平成 5年 5月:吉野三町村クリーンセンター粗大ごみ処理施設竣工
平成 8年 4月:吉野三町村老人福祉施設(さくら苑)竣工業務開始
平成 9年 4月:吉野三町村クリーンセンターリサイクルセンター棟竣工
平成10年 4月:上北山村及び下北山村から消防業務委託開始[2]
10月:吉野広域消防署北山分遣所(吉野郡下北山村)開所
平成14年 3月:吉野三町村クリーンセンターの排ガス高度処理施設及び灰固形化施設整備工事が竣工
平成20年 3月:吉野三町村クリーンセンターの基幹的整備補修工事が竣工
平成24年 3月:吉野三町村クリーンセンターの最終処分場拡張整備工事が竣工
4月:吉野郡7町村による戸籍共同電算システムの運用を開始
平成26年 4月:消防広域化に伴い消防業務を奈良県広域消防組合に移管
平成28年 4月:吉野三町村老人福祉施設(さくら苑)指定管理開始
平成29年 3月:吉野三町村クリーンセンター可燃棟停止
令和 5年 9月:吉野三町村クリーンセンターにおける一般廃棄物最終処分場を除くごみ処理業務終了
脚注
- ^ “吉野広域行政組合概要”. 2025年3月28日閲覧。
- ^ “吉野消防署の紹介”. 奈良県広域消防組合. 2025年3月28日閲覧。
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