米沢市斎場とは? わかりやすく解説

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米沢市斎場


米沢市斎場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/24 07:13 UTC 版)

米沢市斎場(よねざわしさいじょう)は、山形県米沢市万世町片子にある市営の火葬場である。

概要

明治、大正時代は、市内の福田町や相生町の河原で薪を使い火葬を行っていた。その後、割出町(現在の金池4丁目にある北村公園南東側[1])に火葬場が建設され稼働を開始。昭和46年に現在地へ新築移転した[2]

移転当時、市内には「相田仏光堂」と「松田源兵衛堂」の2つの葬儀社があり、両社が3年交代で斎場の管理を行っていた。その後、両社で「合名会社米沢市斎場公社」を設立、さらに指定管理者として2022年3月末まで斎場の管理運営を行った。同年4月より、指定管理者は「米沢市斎場共同企業体(構成団体は「株式会社ナウエル」と「東北警備保障株式会社」の2社)」へ交代している[2][3]

2020年度に、待合室棟と渡り廊下棟に対して耐震補強・内外装改修工事と、斎場全体の屋根改修工事が行われた[4]

施設概要

施設は、主に斎場棟・待合室棟・渡り廊下棟で構成される[5][6][7]

  • 昭和46年11月1日開設
  • 開場時間 午前8時30分から午後5時まで
  • 使用時間 午前9時から午後5時まで
  • 火葬時間 午前9・10・11時、午後1・2・3時(1日6件の受け入れ)
  • 休場日 1月1日、1月2日
  • 敷地面積 6,997.35㎡
  • 斎場棟
    • 車寄せ
    • 斎場(告別・炉前ホール、祭壇)
    • 火葬炉(炉研製 人体炉4基、汚物炉1基 ※人体炉は台車式、前室無し、燃料は全炉で灯油を使用)
    • 収骨室
    • 作業室、作業員控室、電気・機械室、油庫等
  • 待合室棟
    • 待合室(3室)、ロビー、テラス、給湯室
    • 事務室、授乳・更衣室
  • 渡り廊下棟
    • 廊下
    • トイレ(男子用、女子用、多目的トイレ)
  • 駐車場
    • 乗用車40台、バス2台

使用料

ここで言う「市民」とは、斎場使用者が「本市に住所を有する者」および「死亡時において本市に住所を有する者の火葬を行う者」を指す[8]

  • 12歳以上 市民 無料 ・ その他 25,000円
  • 12歳未満 市民 無料 ・ その他 19,000円
  • 死胎 市民 無料 ・ その他 7,000円
  • 胎盤・人体の一部 市民 700円 ・ その他 2,500円

所在地

  • 米沢市万世町片子字向川原5,379番の1[5]

アクセス

脚注

  1. ^ 解体供養碑.米沢市”. 2023年4月2日閲覧。
  2. ^ a b 米沢市斎場開設50年で供養祭、これ迄4万5千人荼毘に.米沢日報デジタル”. 2023年4月2日閲覧。
  3. ^ 指定管理者制度により管理を行っている施設一覧.米沢市”. 2023年4月2日閲覧。
  4. ^ 米沢市斎場、耐震補強等工事で待合室等が利用制限に.米沢日報デジタル”. 2023年4月2日閲覧。
  5. ^ a b 米沢市斎場.米沢市”. 2023年4月2日閲覧。
  6. ^ 米沢市斎場 斎場予約システム.米沢市斎場共同企業体”. 2023年4月2日閲覧。
  7. ^ 米沢市斎場の指定管理者の管理運営に関する仕様書” (PDF). 2023年4月2日閲覧。
  8. ^ 米沢市斎場の設置等に関する条例.米沢市例規集”. 2023年4月2日閲覧。

関連項目

外部リンク



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