京王電気軌道400形電車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 乗り物 > 列車 > 京王電鉄の電車 > 京王電気軌道400形電車の意味・解説 

京王電気軌道400形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/05 03:25 UTC 版)

京王電気軌道400形電車(けいおうでんききどう400がたでんしゃ)は、京王電鉄の前身で現在の京王線に相当する路線(軌道線)を運営していた京王電気軌道が、1940年(昭和15年)に投入した電車である。


注釈

  1. ^ デハ2401は14,134 mm
  2. ^ デハ2401:4,158 mm
  3. ^ デハ2401:3,662 mm
  4. ^ 単に窓配置を書くだけなら1D4D4D1。
  5. ^ デハ22052304、230525002501、2502の6両
  6. ^ 復旧に際してデハ2400形で唯一パンタグラフが八王子向きになった。これはデハ221への改造後も変わっていない。
  7. ^ 当記事の各参考文献に掲載された写真では、少なくともデハ2401 - 2403、2405、2408、2410について、前照灯が2灯化されていることが確認できる。
  8. ^ 竣工図には、1961年11月に貫通路が設けられたことが記載されている[2]
  9. ^ 宮下(2019)p.126[14]では8月3日の編成表とされているが、デハ2130とデハ2401は1963年5月中旬に営業運転から離脱。7月末にはデハ221とクハ231に改造完了していた[15][16]
  10. ^ デハ2401同様に事故復旧車で全室運転台・乗務員室扉設置済み。
  11. ^ デハ2409同様運転台機器のみ撤去[13][17]し、新宿向きの先頭車を連結して運用していた。
  12. ^ デハ2408について鈴木(2008)は「1963年3月の編成表」として両運転台[18]宮下(2019)は「1963年8月3日の編成表」としてデハ2406と同じく新宿向き片運転台・連結面非貫通車としている[14]。鉄道ピクトリアル1962年11月号の読者短信には、京王線中型車の当時の状況が投稿されているが、デハ2408のみ記載がない[13]
  13. ^ a b 書類上は庄内に2402、京福に2403(実際は廃車)、2404、2410(実際は京王でデハ222に改造)が譲渡されていることになっている[6][19][20]
  14. ^ 直後に国鉄酒田機関区転車台で方向転換している[22]

出典

  1. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王電鉄1950-60』 「電気車形式図表 私鐵電車編」 p.157
  2. ^ a b c 鈴木洋『【RM LIBRARY 111】京王線14m車の時代』p.26
  3. ^ 鈴木洋『【RM LIBRARY 111】京王線14m車の時代』p.25
  4. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』422号(1983年9月号)合葉博治「車両形態の変遷 -京王線70年・井の頭線50年の流れをたどる-」 p.79
  5. ^ a b c 『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王電鉄 1950-60』飯島正資「私鉄車両めぐり 京王帝都電鉄」(※『鉄道ピクトリアル』1955年4月号(通巻第45号)、5月号(通巻第46号)より再録)] p.48
  6. ^ a b 『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王電鉄1950-60』 京王帝都レールファンクラブ「私鉄車両めぐり(72) 京王帝都電鉄 補遺 p.117-118
  7. ^ 『鉄道ピクトリアル』422号(1983年9月号)向山真司「京王線中型車の素顔」 p.87
  8. ^ a b 宮下洋一編『鉄道車輌ガイド Vol.30 京王帝都のグリーン車』(2019) p.36
  9. ^ a b 宮下洋一編『鉄道車輌ガイド Vol.30 京王帝都のグリーン車』(2019) p.120-121
  10. ^ 『鉄道ピクトリアル』422号(1983年9月号)向山真司「京王線中型車の素顔」 p.88-89
  11. ^ a b c d 『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王電鉄 1950-60』飯島正資「私鉄車両めぐり 京王帝都電鉄」(※『鉄道ピクトリアル』1955年4月号(通巻第45号)、5月号(通巻第46号)より再録)] p.51-52
  12. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王電鉄1950-60』 京王帝都レールファンクラブ「私鉄電車めぐり(65) 京王帝都電鉄 第2部 車両総論」 p.87
  13. ^ a b c d 『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王電鉄1950-60』 「読者短信に見る京王電鉄の記録」 p.146-147
  14. ^ a b 宮下洋一編『鉄道車輌ガイド Vol.30 京王帝都のグリーン車』(2019) p.126
  15. ^ 『鉄道ピクトリアル』2014年8月臨時増刊号(通巻893号)「京王線220形をめぐって」 p.167
  16. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王電鉄1950-60』 「読者短信に見る京王電鉄の記録」 p.148
  17. ^ 宮下洋一編『鉄道車輌ガイド Vol.30 京王帝都のグリーン車』(2019) p.31
  18. ^ 鈴木洋『【RM LIBRARY 111】京王線14m車の時代』p.7
  19. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』1973年5月増大号(通巻278号)鈴木洋「他社に渡った京王の車両」p.58
  20. ^ 『鉄道ピクトリアル』2003年7月臨時増刊号(通巻734号) 合葉清治「京王中型車の思い出」p.196
  21. ^ 宮下洋一編『鉄道車輌ガイド Vol.30 京王帝都のグリーン車』(2019) p.112
  22. ^ 鈴木洋『【RM LIBRARY 111】京王線14m車の時代』p.43
  23. ^ 『鉄道ピクトリアル』1973年5月増大号(通巻278号)鈴木洋「他社に渡った京王の車両」p.57
  24. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』893号(1983年9月号)藤田吾郎「京王電鉄 主要車歴表(2012年度末)」 p.262-284
  25. ^ 宮下洋一編『鉄道車輌ガイド Vol.30 京王帝都のグリーン車』(2019) p.113
  26. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻734号、p.235
  27. ^ 京王れーるランド展示車両が陸送される”. railf.jp(交友社). 2013年4月4日閲覧。


「京王電気軌道400形電車」の続きの解説一覧




固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」から京王電気軌道400形電車を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から京王電気軌道400形電車を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から京王電気軌道400形電車を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「京王電気軌道400形電車」の関連用語

京王電気軌道400形電車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



京王電気軌道400形電車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの京王電気軌道400形電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS