高幡不動検車区とは? わかりやすく解説

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高幡不動検車区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 02:24 UTC 版)

高幡不動検車区
多摩都市モノレール線ホームから見た高幡不動検車区。奥が新宿方。画面の左に留置線がある。
基本情報
所在地 東京都日野市高幡
鉄道事業者 京王電鉄
帰属組織 車両電気部
併設区所 高幡不動乗務区
電力管理所 高幡不動班
施設管理所
最寄駅 高幡不動駅
管轄路線 京王線相模原線競馬場線動物園線高尾線
管轄車両 7000系8000系9000系
デヤ900クヤ900サヤ912事業用車
開設 1959年(昭和34年)5月16日[1](高幡不動検車区)
車両基地概要
敷地面積 36,579 m2[2]
留置線本数 28本 [2]
検査線本数 4本
(10両長 2本・8両長 2本)[2]
洗浄線本数 1本
車両洗浄装置 1基
最大収容両数 314両[2]
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高幡不動検車区(たかはたふどうけんしゃく)は、東京都日野市にある、京王電鉄車両基地

概要

京王電鉄第二の車両基地である。高幡不動駅の北側に1925年大正14年)に玉南電気鉄道の車庫として開設され、後に京王電気軌道・東京急行電鉄の所属を経て1948年昭和23年)に京王帝都電鉄(現・京王電鉄)の所属となった。

高幡不動駅および高幡不動検車区を多摩都市モノレール線がまたぎ、直下に東京都道・神奈川県道503号相模原立川線京王線京王動物園線をくぐっている。また、高幡不動検車区には京王線飛田給京王八王子間および相模原線京王多摩川 - 橋本間・高尾線・動物園線・競馬場線保線を担当する高幡不動保線区が併設されている。

京王線系統(京王線・京王新線・相模原線・高尾線・動物園線・競馬場線)の車両は、この高幡不動検車区と、相模原線若葉台駅北西の若葉台検車区(および京王線桜上水駅北側の同検車区桜上水派出所)の2区体制となっている。

設備

高幡不動駅北側に隣接する「西地区」と新宿寄り、多摩都市モノレール高幡不動駅をくぐった先にある「東地区」に分かれている[3]。西地区は検車区発足当初からある施設で、8両編成長の西検車庫ピット2線、車両洗浄装置と洗浄線1線を含めた11本の収容線がある[3]。ただし、主な検車部門は東地区で行われており、西検車庫は簡易な修繕や事業用車デヤ900クヤ900サヤ912)の収容線として使用している[3]

東地区は10両編成長の東検車庫ピット2線など16本の収容線があり、現在は東検車庫で月検査・列車検査など主要な検査業務を行っている[3]。高幡不動駅始発・終着の列車は、この留置線から本線に進入および本線から留置線に進入する。

脚注

  1. ^ 京王電鉄「京王電鉄五十年史」p.302。
  2. ^ a b c d 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』2014年8月臨時増刊号特集『京王電鉄』pp.55 - 63。
  3. ^ a b c d 交通新聞社『鉄道ダイヤ情報』2020年1月号シリーズ車両基地 Vol.68「京王電鉄 高幡不動検車区」pp.64 - 71。

参考文献

関連項目




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