高幡不動検車区
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高幡不動検車区 | |
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多摩都市モノレール線ホームから見た高幡不動検車区。奥が新宿方。画面の左に留置線がある。 | |
基本情報 | |
所在地 | 東京都日野市高幡 |
鉄道事業者 | 京王電鉄 |
帰属組織 | 車両電気部 |
併設区所 |
高幡不動乗務区 電力管理所 高幡不動班 施設管理所 |
最寄駅 | 高幡不動駅 |
管轄路線 | 京王線、相模原線、競馬場線、動物園線、高尾線 |
管轄車両 |
7000系、8000系、9000系 デヤ900、クヤ900、サヤ912(事業用車) |
開設 | 1959年(昭和34年)5月16日[1](高幡不動検車区) |
車両基地概要 | |
敷地面積 | 36,579 m2[2] |
留置線本数 | 28本 [2] |
検査線本数 |
4本 (10両長 2本・8両長 2本)[2] |
洗浄線本数 |
1本 車両洗浄装置 1基 |
最大収容両数 | 314両[2] |
高幡不動検車区(たかはたふどうけんしゃく)は、東京都日野市にある、京王電鉄の車両基地。
概要
京王電鉄第二の車両基地である。高幡不動駅の北側に1925年(大正14年)に玉南電気鉄道の車庫として開設され、後に京王電気軌道・東京急行電鉄の所属を経て1948年(昭和23年)に京王帝都電鉄(現・京王電鉄)の所属となった。
高幡不動駅および高幡不動検車区を多摩都市モノレール線がまたぎ、直下に東京都道・神奈川県道503号相模原立川線が京王線・京王動物園線をくぐっている。また、高幡不動検車区には京王線飛田給・京王八王子間および相模原線京王多摩川 - 橋本間・高尾線・動物園線・競馬場線の保線を担当する高幡不動保線区が併設されている。
京王線系統(京王線・京王新線・相模原線・高尾線・動物園線・競馬場線)の車両は、この高幡不動検車区と、相模原線若葉台駅北西の若葉台検車区(および京王線桜上水駅北側の同検車区桜上水派出所)の2区体制となっている。
設備
高幡不動駅北側に隣接する「西地区」と新宿寄り、多摩都市モノレール高幡不動駅をくぐった先にある「東地区」に分かれている[3]。西地区は検車区発足当初からある施設で、8両編成長の西検車庫ピット2線、車両洗浄装置と洗浄線1線を含めた11本の収容線がある[3]。ただし、主な検車部門は東地区で行われており、西検車庫は簡易な修繕や事業用車(デヤ900、クヤ900、サヤ912)の収容線として使用している[3]。
東地区は10両編成長の東検車庫ピット2線など16本の収容線があり、現在は東検車庫で月検査・列車検査など主要な検査業務を行っている[3]。高幡不動駅始発・終着の列車は、この留置線から本線に進入および本線から留置線に進入する。
脚注
参考文献
関連項目
- 高幡不動検車区のページへのリンク