九州新幹線部分開業後の「有明」「リレーつばめ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 18:33 UTC 版)
「有明 (列車)」の記事における「九州新幹線部分開業後の「有明」「リレーつばめ」」の解説
2004年(平成16年)3月13日:九州新幹線部分開業に伴い、以下のように変更。「有明」の水俣駅・八代駅発着列車を廃止。熊本駅発着列車および豊肥本線乗り入れ列車のみとなる。 九州新幹線に接続する「リレーつばめ」が1時間2本運転となったため、「有明」は下り16本・上り15本に減少。一部列車の豊肥本線乗り入れ区間が武蔵塚駅まで延長される。 「ドリームつばめ」を短縮し「有明」に編入する。なお、公式な案内では「下りのみ」とされているが、これは「ドリームつばめ」の乗継割引制度の兼ね合いからとされる。 ちなみに「リレーつばめ」(旧「つばめ」)のうち5往復は臨時列車扱いであり、閑散期にはこれらを運休し、博多駅 - 熊本駅間の時刻を利用して「有明」を運転することになっていた。「有明」にはこの5往復も合わせて号数が付与されていたため、定期列車の「有明」には欠番が生じていた。また、「つばめ」・「リレーつばめ」も臨時列車を含めた号数付与だったため、運休時には欠番が生じることになっていた。しかし、実際には九州新幹線が予想を上回る乗客数で推移したため、この臨時「有明」は一度も運転されることがないまま、翌2005年(平成17年)10月1日に臨時扱いの「つばめ」・「リレーつばめ」は定期列車に編入。同時に「有明」の欠番も解消された。 2006年(平成18年)3月18日:「有明」の豊肥本線乗り入れ列車に、同日開業の光の森駅発着が設定される。 10月、熊本行きの「有明23号」を金曜・週末などに限り、「リレーつばめ(・つばめ)」81号として新八代駅まで延長運転し、乗り換えで鹿児島中央駅まで延長する。 2007年(平成19年)3月18日:ダイヤ改正により以下のように変更。JR九州管内の昼行特急列車は全車禁煙となる。これに伴い、4両編成の車両に設置されていた喫煙ルームを廃止。 熊本発の「有明6号」について、豊肥本線内は普通列車扱いで光の森発となった。電化以前に行われていた豊肥本線内での普通列車扱いが復活。 それまでは、金曜・週末などに限り、「リレーつばめ(・つばめ)」81号として新八代駅乗り換えで鹿児島中央駅まで延長していた熊本行きの「有明23号」を定期列車化。この改正により定期「有明」は15往復に減少。九州新幹線全線開業前日の2011年3月11日まで、この運行本数で推移した。 2008年(平成20年)3月15日:福岡県庁への利便性のため、一部列車を吉塚駅発着とした。 7月ごろ:JR九州が「エル特急」の呼称を中止したため、「有明」も種別呼称を特急に変更。 2009年(平成21年)8月23日:団体列車として熊本駅 - 門司港駅間を国鉄色485系電車を用いて運行する団体臨時列車「リバイバル有明」を運転。
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