九州新幹線長崎ルート(西九州ルート)問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 09:55 UTC 版)
「江北町」の記事における「九州新幹線長崎ルート(西九州ルート)問題」の解説
詳細は「九州新幹線 (西九州ルート)」を参照 2008年(平成20年)2月24日の町長選挙において新幹線建設反対を公約を掲げ、分岐駅機能が肥前山口駅から武雄温泉駅に移ることになり町民には利益がない、と「新幹線建設反対こそが江北町の振興策である」と主張した田中源一が新幹線容認を唱えた新人候補の元県職員を破り5期目の当選を果たした。しかし、2007年(平成19年)12月16日に発表された、計画を推進する佐賀県・長崎県・JR九州による「三者合意」によって、2008年(平成20年)3月に着工認可され、4月に着工された。その際、田中町長は「新幹線は佐賀県にとって何のメリットもなく、無駄な公共事業」と発言している。 田中は2011年(平成23年)9月15日の町議会において2012年2月の町長選挙に6選を目指して出馬することを表明。新幹線について「県民が必要としていないものを震災のさなかに建設するのは疑問。政府与党には10年間の事業凍結を求めていく」と話し、改めて新幹線建設反対の立場を鮮明に示した。同選挙では田中以外の立候補者はなく、無投票での6選が決まった。 市長引退後も田中は機会を見ては建設反対もしくは事業の抜本的見直しを求める発言を繰り返し行っている。
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