中国海軍レーダー照射事件とは? わかりやすく解説

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中国海軍レーダー照射事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/07 02:04 UTC 版)

中国海軍レーダー照射事件(ちゅうごくかいぐんレーダーしょうしゃじけん)とは、2013年1月30日午前10時頃、東シナ海において中国人民解放軍海軍江衛II型フリゲート「連雲港」(522)が、海上自衛隊むらさめ型護衛艦ゆうだち」に対して火器管制レーダー(射撃指揮システムで使用されるレーダー)でレーダー電波を照射した事件[1][2]


  1. ^ a b 日本、危険な軍事行動と非難−中国海軍がレーダー照射 - ウォールストリートジャーナル日本語版 2013年2月6日
  2. ^ a b c 大臣臨時会見概要 平成25年2月5日(19時02分~19時13分)”. 防衛省. 2013年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月12日閲覧。
  3. ^ a b 中国海軍艦艇の動向について 防衛省・自衛隊 2013年2月5日
  4. ^ 中国艦船、海自艦船にレーダー照射 1月30日に 日本経済新聞 2013年2月5日
  5. ^ “【レーダー照射】首相が中国への抗議指示 現場では粛々と回避措置”. 産経新聞. (2013年2月6日). https://www.sankei.com/article/20130206-Q7RFBDGV75LU3AXN4YFFEEXK6Y/ 
  6. ^ 中国艦が海自護衛艦に火器管制レーダー照射 東シナ海 朝雲新聞 2013年2月7日[リンク切れ]
  7. ^ 中国、射撃用レーダーは否定 「監視用」を使ったと主張 共同通信 2013年2月8日
  8. ^ a b 中国軍幹部、射撃レーダー認める 「艦長判断」「領空侵犯は作戦」 共同通信 2013年3月18日
  9. ^ 射撃レーダー照射、改めて否定=日本の一部報道で中国国防省 時事通信 2013年3月18日[リンク切れ]
  10. ^ 多田智彦「中国海軍射撃管制レーダー照射事件 中国水上戦闘艦の最新搭載武器を徹底解明!」『軍事研究』第48巻第5号、株式会社ジャパン・ミリタリー・レビュー、2013年5月、38-51頁、ISSN 0533-6716 
  11. ^ 首相、報告遅れ「事務方が慎重に」 レーダー照射 日本経済新聞 2013年2月7日
  12. ^ a b 中国海軍レーダー照射、党の指示か 現場の独走か - 日本経済新聞 2013年2月5日
  13. ^ 中国艦レーダー照射は深刻で異常な挑発 「戦争にエスカレートする可能性」「交戦状態の一歩手前」の見方 J-CASTニュース 2013年2月6日
  14. ^ 射撃レーダー照射 中国の思惑と尖閣対立 - Wedge infinity(ウェッジ)2013年2月12日
  15. ^ ワイドショー通信簿「レーダー照射は艦長より上の判断だろう。軍の暴走ではない」 - J-CASTテレビウォッチ 2013年2月7日
  16. ^ “海自護衛艦へのレーダー照射、中国共産党が指示 「砲身向け威嚇」も許可”. 産経新聞. (2013年4月24日). https://www.sankei.com/politics/news/130424/plt1304240028-n1.html 
  17. ^ 中越衝突はこう読め・中国は東シナ海と南シナ海を差別化している - nippon.com(一般財団法人ニッポンドットコム)2014年5月26日
  18. ^ 中国軍艦のレーダー照射への日本政府の対応は整合性を欠く――海上事故防止協定では禁止せず - 週刊金曜日 2013年2月28日


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中国海軍レーダー照射事件

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中国人民解放軍海軍」の記事における「中国海軍レーダー照射事件」の解説

「中国海軍レーダー照射事件」を参照 2013年1月19日17時頃、東シナ海公海上において江凱型の「温州」(526)から海上自衛隊護衛艦おおなみ搭載ヘリコプター対し火器管制レーダー照射(ロックオン)が疑われる事案が発生した、と防衛省発表した2013年1月29日煙台538)と塩城546)が、旅滬型駆逐艦青島113とともに青島市出航した西太平洋バシー海峡などで軍事演習を行うため、東シナ海から宮古島沖(宮古島沖縄本島間)を抜け見通しとされる2013年1月30日午前10時頃、東シナ海において海上自衛隊第7護衛隊ゆうだちが、中国海軍ジャンウェイII級フリゲートから火器管制レーダー数分間にわたって照射された(中国海軍レーダー照射事件)。2月5日日本の防衛小野寺五典緊急記者会見でこのレーダー照射事件について発表中国側厳重に抗議した米国務省のヌランド報道官も同じ5日レーダー照射緊張エスカレートさせると警告した国際法上レーダー照射(ロックオン)は武器の使用(武器指向)と判断され、これは事実上攻撃予告意味し正当防衛による反撃受けて違法とはならないレーダー照射命じたのは海軍ナンバー2副司徐洪猛(じょこうもう)で、海軍参謀長東海艦隊司令杜景臣(とけいじん)が指揮したといわれる 2013年2月4日習近平中央軍事委員会主席空軍試験訓練基地酒泉衛星発射センター蘭州軍区視察し、「軍事闘争準備開拓深化力を入れ」るよう語った。また中国人民解放軍第二砲兵部隊代表とも会見している。

※この「中国海軍レーダー照射事件」の解説は、「中国人民解放軍海軍」の解説の一部です。
「中国海軍レーダー照射事件」を含む「中国人民解放軍海軍」の記事については、「中国人民解放軍海軍」の概要を参照ください。

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