ヴァルマーに寄生された者(エレナ以外)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 08:01 UTC 版)
「グランディアII」の記事における「ヴァルマーに寄生された者(エレナ以外)」の解説
ヴァルマーは翼、舌、目、爪、角、体、心臓の7部位がある。ヴァルマーのモチーフは『ウルトラマン』に登場する怪獣、ゼットンとされる。また空に浮かんでいるヴァルマーの月は、かつての神魔の戦いでバラバラになったヴァルマーの大部分が新しいヴァルマーを生み出す母体として残ったものである。古代のヴァルマーは巨大な黒い手のような姿をしていたが、ゼラによって新生したヴァルマーはそれぞれ意匠の異なる五つの首を持つ怪物の姿をしている。 ガダン 冒険の途中でリュードらが立ち寄った街、交易都市リリグの支配者的立場にいる男性。以前は人々から慕われていた人物であったが、「ヴァルマーの舌」によって操られ、人々から味覚を奪ったり、理不尽な労働を課してリリグの人々を苦しめている。「ヴァルマーの翼」であるミレーニアによって「舌」を取り除かれて、心を失って生きている状態となった。 ヴァルマー滅亡から1年後は心を取り戻していた。長い間、心を失って食べる事も出来なかった為、お腹が空いていた。リリグではエールポートの経営を立て直し、学校設立を行う。なお、ヴァルマーの舌として行動していた間の事は全く記憶に残っていない為、本人は病気だと思っている。 アイラ 冒険の途中でリュードらが立ち寄った寒村、ミルムの村に住む盲目の少女。母親想いで心優しい性格。ガダンやメルフィスと違い、自我までは操られてはいないが、「ヴァルマーの目」に寄生されていた。そのことによって読心の能力を得て目も見えるようになった反面、今まで見えなかった人々の心の醜さに失望している。村人たちを夢の世界に誘い永遠に眠らせることで大人たちの諍いをなくそうとする。 「ヴァルマーの翼」であるミレーニアによって「舌」を取り除かれて、心を失って生きている状態となった。 ヴァルマー滅亡から1年後、心を取り戻して元通り生きており、エレナやロアンと再会する。 メルフィス 声 - 千葉一伸 リュードの兄で、剣士の村ガーランで最強の剣士といわれた男。22歳。敵全体を攻撃する必殺技「魔陣剣」など強力な剣技の使い手で、かつては村人から尊敬を集める人物だったが、ある事件を機に豹変し行方をくらませていた。マレッグの故郷の村を潰し、リュードが立ち向かうべき宿敵でもある。 実は、かつてガーランの村で御神体として崇められていた「ヴァルマーの角」に魅入られ寄生されており、狂気に取り憑かれている。物語中盤の強敵としてリュードの前に立ちはだかり、倒されるが、その死後に遺された「角」は物語の最終局面における切り札となる。 聖堂騎士団員 シレーネが率いている聖堂騎士団の戦士。しかし、その正体は「ヴァルマーの心臓」の力で生まれた下僕であった。シレーネにより団員の1人を生贄にして「ヴァルマーの体」を復活させる。「ヴァルマーの翼」であるミレーニアによって取り除かれる。
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