ミレーニア
ミレーニアという名称は、英語のミレニアム(millennium=干年に至る幸せ)からの造語である。
1997年7月、販売していたユーノス800の車名変更というかたちで世に出たモデル。名称そのものは、同車の北米仕様が使用していたものだった。発売当初はV6・DOHC・2.3L(ミラーサイクル)を積むMCと2.5Lの25M-S、25Mという車種構成だった。98年1月、フロントとリヤのデザイン、アルミホイールを新しくしたほか、運転席8ウェイパワーシートを標準化するなどの改良を行った際に、V6・DOHC・2Lの低価格モデル20Mを追加した。
2000年7月、大幅マイナーチェンジ実施。外観をリフレッシュし、ラジエーターグリルもマツダのアイデンティティである5角形になった。従来のミラーサイクルモデルは廃止。エンジンはV6の2Lと2.5Lの2本立てに、足まわりでは4輪マルチリンクの採用があった。
2002年10月、2Lエンジンを廃止。2.5L1本に集約した。モデルも25Mと25Mラグジュアリーパッケージの2グレードに絞った。前者にはBOSEサウンドシステムとトラクションコントロールシステム、後者にはDVDナビゲーションとはっ水フロントガラスを標準装備する。ボディカラー2タイプを追加。
マツダ・ミレーニア
(ミレーニア から転送)
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ミレーニア(Millenia)は、かつてマツダが生産・販売していたセダン型の乗用車である。
- ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第48号23ページより。
- ^ “ミレーニア(マツダ)のカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月27日). 2020年1月27日閲覧。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第48号23ページより。
- 1 マツダ・ミレーニアとは
- 2 マツダ・ミレーニアの概要
- 3 関連項目
ミレーニア
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その後、ユーノス800はマツダ5チャンネル化の廃止に伴うユーノスブランドの消滅により、1997年に名称変更した。 1998年7月 - マイナーチェンジ。外観では前後のウインカーレンズの色がホワイト系となり、アルミホイールの意匠変更を行なった。パワーユニットが従来の2.5L(KL-ZE型)、2.3Lミラーサイクル(KJ-ZEM型)に加え新たに2.0L(KF-ZE型)が追加された。 1999年10月 - 特別仕様車「ミレニアムエディション(MILLENNIUM EDITION)」を設定。 2000年7月 - ビッグマイナーチェンジを受けフロントフェイスが変更された。この変更では当時のマツダが導入した統一デザイン「コントラストインハーモニー」に合わせBピラーに発泡ウレタンを充填するなど大掛かりなものであった。しかしながら当初の売りであったミラーサイクルエンジンがラインナップから落とされた。 2001年7月 - 特別仕様車「20Mプレミアム・エディション」を設定。 2002年10月 - 排ガス規制の関係で2.0Lモデルがラインナップ落ちし、2.5Lモデル2グレードの展開となる。 2003年8月 - 当初のコンセプト“十年基準”を全うし生産終了、同年10月までに在庫分の未登録車の登録を全て完了し、名実ともに販売終了。ユーノス時代から足掛け10年間生産・販売された。 後継車種の開発は、高級車需要や採算面から行われていない。そのため、ミレーニアを最後にマツダはラージクラスのセダンをラインナップしておらず、2019年現在、事実上の最上級車は北米市場ではCX-9、国内ではアテンザ→MAZDA6セダンとCX-8が担っている。そのためMAZDA6セダンは過去にミレーニアに乗っていたユーザーを意識したのであろうかセダンに開発の重点を置き、高級感あるデザインになっている。
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