ヴァイセン王国
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ホルスト・フォン・シュタウフェンベルク ヴァイセン陸軍参謀総長。軍部のトップとして、バーゼルラント併合や第二次ノルデントラーデ戦争の指揮を執る。 バルツァーの能力を評価する反面、危険視しており、ヘーゼンとバウマンに命じてバルツァーを監視させている。 ユーリ・ヘーゼン ヴァイセン陸軍士官学校の生徒。三年兵。第二次ノルデントラーデ戦争の際、バーゼルラント義勇連隊に同行する。 兄は陸軍大学時代のバルツァーの友人で、クーデター未遂事件の際に自決している。事件を密告して出世したバルツァーに疑念を抱き、真相を探るためシュタウフェンベルク直属の諜報部隊に志願し、バルツァーの動向を探っている。 ティモ・バウマン ヴァイセン陸軍士官学校の生徒。三年兵で、ヘーゼンの友人。ヘーゼンと同様にシュタウフェンベルク直属の諜報部員として、バルツァーの動向を探るためバーゼルラント義勇連隊に同行する。 ヨアヒム・シェーンフーバー ヴァイセン陸軍大尉。ホッペンシュテット村に駐屯する第17大隊の大隊長。部隊の運用に口出しするバルツァーを厄介者扱いする。 ホルベック軍の迎撃に失敗し重傷を負い、部隊の指揮権をバルツァーに移譲する。第二次ノルデントラーデ戦争後は兵器管理部門に転属する。 ハルトマン ヴァイセン陸軍軍曹。シェーンフーバーの副官。第二次ノルデントラーデ戦争後にバルツァー機関に配属され、機関解散後は再びシェーンフーバーの元に戻る。 ボーデンシャッツ ヴァイセン王国の外交官。爵位は男爵。第二次ノルデントラーデ戦争の停戦国際会議の首席代表に任命されるが、全権を委任されていないため、会議を停滞させてしまう。 アンネリーゼ・ホルバイン デリッツ・ガゼット紙の女性記者。幼少のころ、クーデター未遂事件の際にリープクネヒトを目撃し、それ以来彼の動向を探っている。 従軍記者として第二次ノルデントラーデ戦争に従軍した際にバルツァーと出会い、長年の取材からリープクネヒトが参謀総長と繋がりがあると示唆した。その後、バーゼルラント滞在中にクーデターに遭遇し、士官学校に避難したことから最前線で戦いの有様を見ることになる。 ヴァイセン国王 シュタウフェンベルクの意図に気付いており、急進的なバーゼルラントへの出兵、併合には反対の立場を取る。しかし、王族の言動が国家に利用されることを危惧しており、自身は極力影響力を行使しようとせず、意を同じくする議員を通じて軍に歯止めをかけようとしている。 ヨアヒム・フェルディナント ヴァイセン皇太子。父王との仲は険悪で、暗殺の報を聞かされた際には嘆くどころか笑い飛ばしている。放蕩者として年齢問わず数多くの女性と浮名を流す一方で、各界の著名人とも交流を持っている。 フェリックス・ホフマン 国家警察保安第4局(政治警察)の部長。名前は第12巻表紙に記載されているが、作中では本名は呼ばれず「警官の彼」のままである。国王の命を受け軍の監視下のバルツァーを国王に引き合わせ、その意を実現するためにバルツァーに協力し、クーデター下のバーゼルラントにも同行する。軍人には無い柔軟性を持っており、国王の依頼、参謀総長の命令、共に無視してバーゼルラントのためにクーデターを終結させようとするバルツァーに呆れながらも時間稼ぎを引き受けた。
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ヴァイセン(Weißen)王国
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国章はドラゴン。軍事大国であり、鉄道・電信・ボルトアクション方式の後装式ライフル、ミトラィユーズのような多銃身斉発砲も実用化されている。軍事大国という評判はバーゼルラントでも知られており、「軍国」と略される程である。バーゼルラントに軍事・経済などの協力を行なっており、その最終目的はバーゼルラントの併合である。
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