ロズガルド帝国
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「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」の記事における「ロズガルド帝国」の解説
ロザリー=ロズガルド 「#ロザリー=ロズガルド」を参照 ウォルクス=ロズガルド 声 - 金尾哲夫、木村珠莉(幼児化した戦帝)、小野友樹(魔人化した戦帝) 戦帝と呼ばれているロズガルド帝国の王。白く色あせた頭髪、顔に刻まれた深い皺の老人の男性。ロザリーの父。 性格は勇猛果敢だが、老衰により特殊スキルの『老化』『お漏らし』『幼児退行』が発動すると、フラシカに「アホになられる」と言われたり、リスタに要介護レベルと思われるほどに幼児退行になってしまうため帝都から出ることができなくなってしまった。 かつては三十年前にサイクロプスの乱の平定や、十五年前に獅子王ドルフレアが統治していた悪の巣窟ハーデス国を壊滅させるほどの実力を持っていたが、八十歳を超えた時に臣下の者が止めるのも聞かず、魔王のいる北の寒地アルフォレイス大陸に単身、征伐に向かった際に老衰による奇行をアルフォレイス目前で繰り返していた所をロザリー率いる軍に救出されたが、実はそれより前に魔王に出会っており、そもそも魔王の本拠地アルフォレイスに行ったのも義侠心からではなく、自身の老体に終止符を打つつもりだったが、魔王にロズガルドが抱える苦悩を見抜かれ、彼から『連鎖魂破壊(チェイン・ディストラクション)』の効力がある『神殺しの剣(ゴッドイーター)』と人間を魔の者へと変貌させる『魔神の霊玉』を授かったことで、魔王に懐柔された。 聖哉達がロズガルド帝国を訪れた時、四天王のイライザを難なく倒しただけでなく、単身で魔王軍陸戦精鋭部隊[デモンズ・ソード)に襲い掛かっていったが、戦いの後に老衰による特殊スキルが発動して幼児退行を起こし、ロザリーに連れられながら城に戻った。その後、デモンズ・ソードの残党が帝都近くの町に攻め込んで来た際、聖哉がマッシュとエルルを連れて迎撃に向かった隙にリスタルテを大聖堂に連れ、そこで自身の本性を現し、『神殺しの剣(ゴッドイーター)』で彼女を殺害しようとしたが、ロズガルドが魔王に懐柔されている可能性を考慮して素早く戻って来た聖哉に阻まれ失敗、魔神の霊玉で魔人と化したうえに自身の体を若返らせて聖哉と戦い、魔人となって得た圧倒的な力で右腕を切り落とすなど聖哉を追い詰めたが、カウンターにより自分も右腕を切り落とされ、さらに『鳳凰貫通撃(フェニックス・スラスト)』を受けて敗れた。 元の老体に戻った後幼児退行を起こし、聖哉に言われてリスタルテに傷を治してもらうも元々朽ち果てそうな体を『魔神の霊玉』で無理矢理若返らせた反動で生命の火は消えかかっており、最期はロザリーに涙ながらに看度られながら息を引き取り、その後は老衰による死亡として公表された。 難度S+・捻曲ゲアブランデでは、神竜王マッシュに殺されたことがロザリーから語られた。 スキル・特技一覧 聖道光剣(スタイル・セイントライト) 爆砕聖剣(クラッシュ・セイントライト) 大聖光烈斬(マッシヴ・セイントライト) 暗黒光剣(スタイル・イーヴルライト) 爆砕暗黒剣(クラッシュ・イーヴルライト) 邪光烈斬(マッシヴ・イーヴルライト) フラシカ 声 - ロア健治 ロズガルド帝国に務める雷の国選上位魔術師。金の刺繍の入った白いローブをまとった優男。帝国の空の防衛を任されているため、また重度の痴呆症である(アニメ版においては原因不明の幼児化である)ロズガルドの介護を行っているため、帝都から離れることができない。 魔王との決戦直前で姿を消した聖哉の行方をリスタルテに尋ねられた時は、勇者とて人の子ゆえ『連鎖魂破壊(チェイン・ディストラクション)』を恐れて逃げ出したのではと告げリスタルテ達の不安を煽った。 カルロ 声 - 石住昭彦 ロズガルド帝国の老兵。魔王軍幹部ベル=ブブの襲撃を受けているオルガの砦を聖哉一行に案内した。 バト 声 - 杉崎亮 ロザリーの右腕を務めるロズガルド帝国の戦士。筋骨隆々とした屈強そうな見た目。次期帝位継承者であるにも関わらず前線で戦おうとするロザリーをたびたび諫めている。 声が大きく、聖哉がベル=ブブを狙撃するために潜伏していたにも関わらず大声で話しかけてしまい、謝罪の言葉をかけるもその言葉がさらに大声のためベル=ブブ配下の蝿悪魔たちに感づかれる羽目となった。
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