レモン・ブロウニング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 04:41 UTC 版)
「シャドウミラー」の記事における「レモン・ブロウニング」の解説
Lemon Browning 声:水谷優子 初出は『スーパーロボット大戦A』。シャドウミラーの幹部で、アクセルの恋人。人造人間部隊「Wナンバー」の生みの親であり、機動兵器開発なども行っていた。退廃的な雰囲気を持っており、真面目な問いをはぐらかしては、相手をからかうようなことをしていた。ただしいい加減な人間でもなく、部下・上司・同僚問わずシャドウミラー内での信頼度は高いようで、ヴィンデルやアクセルらの相談役のような役割も担っていた模様。特にWナンバーにとっては母親のような存在であり、ラミアは裏切った後もレモンのことを気にかけていた。アクセルも記憶喪失時に最初に口にしたのがレモンの名前だったり、最期の時には脱出するよう促していたことから、その人柄が伺える。Wナンバー製造の最終目的は、完全な自我を持たせることだが、戦争の道具として使う人形に人間性を持たせることに矛盾を感じてもいた。敵対後のアクセルとは互いに割り切ったような態度を取っていたが、最期の時には「もし戦争がないところで、出会っていたら…」と本心を告げようとした。最終ステージで出撃するが、作戦目的が「ツヴァイザーゲインの破壊」であるためレモンを撃墜しなくてもクリアは可能。その場合、クリア時の主人公の自爆の直前にレモンの台詞も用意されているが、その後のEDに変化は無い(主人公の台詞から、死亡したことになっている)。 『OG2』では、レモンの正体は平行世界のエクセレンである。一度シャトル事故で死亡し、エクセレンの両親が人造人間のマテリアルを使って蘇生させようとしたが、記憶と人格までは甦らず、レモンが「生まれた」という設定となっている。ゲーム中では最終決戦時にエクセレンがレモンを撃墜した時にこのことが明かされ、エンディングの会話が若干変化する。アクセルにはエクセレンのことを「死んだ妹」と語っていた。なお「こちら側」のエクセレンもレモンと同様の事故にあって一度死亡しているが、事故の原因となったアインスト側に蘇生されており、その際のデータで誕生したのがアルフィミィである(詳細はそれぞれの項目を参照)。 『OGs』の「向こう側」では、地球連邦軍特殊兵装技術研究所に所属する科学者であった。エクサランスの時流エンジンに興味を持ち、ラウルらに援助を打診していたが面会を断られている。 『無限のフロンティア』本編にもWシリーズの製作者として名前が登場する。 搭乗機は『A』ではアシュセイヴァーまたはアンジュルグ(主人公の搭乗機で決まる)。『OG2』ではアシュセイヴァー1号機、『OGs』ではアシュセイヴァーのカスタム機であるヴァイスセイヴァーに搭乗(第3話のイベント部分(GBA版『OG2』におけるプロローグ部分)でのみアシュセイヴァーに搭乗している)『AP』では主人公機に関わらずヴァイスセイヴァーを使用する。
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