レスキュー隊員・海賊団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 15:19 UTC 版)
「ロックマンX (漫画)」の記事における「レスキュー隊員・海賊団」の解説
マーティ(Marty) 長い金髪を持つ人魚の姿をしたレスキュー用レプリロイド。 『X1』では、シグマの命で海路寸断を目論みマーティが活動する海域に進出してきたランチャー・オクトパルドの口車に乗りエックスを罠に嵌めるが、如何なる苦境にも決して屈しないエックスの姿に心打たれ、オクトパルドに翻意を示しその報復を受け一度破壊されてしまう。しかし、ボディこそ粉砕されたもののメモリーチップが無傷だったために辛うじて一命を取り留める。この時にエックスに新しいボディの設計を要求し、エックスもその要求を約束として呑んでいる。 『X2』では、約束通り、エックスが用意したボディで復活を果たすが、ロリータファッションが気にいらず、後に自身で鎧を用意し海賊として活動。第2のボディでは人型と人魚型の使い分けが可能になっている。エックスと再会した当初は悪ぶってはいたが、彼女が海賊になった真意はクラブロスのマイヤールビー狩りで犠牲になっているレプリロイドたちの無念を晴らすためであり、真相を知ったエックスの協力により目的を叶えられた。 『X3』では、ドップラー軍の手で処刑寸前のエックスとゼロを救出すべく、エックスの強化パーツデータチップを手に処刑場に赴き、エックスを復活させることに成功。 『X4』では、第12話(最終回)でのラストシーンのみの登場だったが、復刻版第11話ではエックスに手を伸ばす者たちのシーンでマーティらしき手が描かれている。 素直になれない性格で、エックスに対して想いを寄せているが当のエックスにはあまり自覚はない。復刊版ではエックスから「2人で会いたい」と誘われるも彼女の意図する意味合いではないというエピソードも追加されていた。 オリジナルキャラクターの中でもトップクラスの人気を誇っており、カプコンからX1〜6のサントラCDのデザインの仕事が来た際に『“オリジナルキャラクター”を出しても構わない』と言われる等、知名度も高いが最終的に岩本は、ゲームあってこそのマンガだとして書かなかったとのことである。作者が自分のホームページで壁紙のリクエストを応募した際には、1位マーティ80票、2位エックス&ゼロ61票、3位マーティ&アイリス45票とオリジナルキャラであるにも拘らず、2位を引き離してトップで決定したほどである。 副長 海賊団の一員でマーティの部下。マーティを「あねご」、エックスを「だんな」と呼び慕っており、マーティがエックスに想いを寄せていることも知っており、うっかりマーティに打ち明け叱られたことも。 ボーイ(Boy) 最初のシグマ事件の後、エックスが隊長として配属された第七レスキュー部隊の一員。ボーイの名の通り、少年のような顔つきであり、真っ直ぐな心根の持ち主で、心優しいエックスを隊長として尊敬している。裏切り者ヒールに撃たれて殉職するが、ボーイの死がエックスに再び戦う決意をさせることになった。 ヒール(Heel) レスキュー隊員。バスターという武装を持ちながら封印し使おうともしないエックスに不満を抱く。実はシグマの命でエックスの部下を装い、エックスの命を狙っており、偽装事故を引き起こし、レスキュー隊の仲間たちもろともエックスを抹殺しようと試みるが、自身の所業とシグマの存在を知ったエックスが封印を解いた直後のバスターを受けて消滅。 ブケノ、イージー、ロビン(Bukeno, Easy, Robin) ボーイやヒールと同じく、レスキュー隊のメンバーたち。ヒールの罠により、救助者に偽装した爆弾たちにより、無残な最期を遂げてしまう。
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