レジストリ
レジストリ
レジストリとは、Windowsにおいて、システムプログラムやハードウェア、ユーザプログラムなどのシステム情報が格納されているデータベースのことである。
レジストリが広く使われる前までは、アプリケーションソフトのシステム情報は、テキストファイルにそれぞれ格納されていた。このテキストファイルに付く拡張子がiniであることが多かったことから、「INIファイル」と呼ばれていた。
レジストリは、システム情報を統一的に管理するために、また、ユーザーごとに設定された情報の管理を効率的に行うために利用されている。
Windowsでは、レジストリへのアクセスが多いとされている。そのため、レジストリデフラグツールを使用することで無駄な領域をクリーンアップして、レジストリを最適な状態にしておくことが望ましいとされている。
なお、インターネット上でIPアドレスやAS番号などのリソースを割り当て、管理している機構はインターネットレジストリと呼ばれており、略してレジストリと呼ばれる場合もある。
参照リンク
Microsoft Windows レジストリの説明 - (Microsoft)
レジストリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 04:37 UTC 版)
レジストリ (registry) は、Microsoft Windows オペレーティングシステム(OS)で用いられている設定情報のデータベースである[1]。OSに関する基本情報やアプリケーションの設定、拡張情報などのほか、拡張子の関連付け、ユーザパスワードなども保存されている。Windows 95およびWindows NT以降で主流となった。これらのデータはシステムドライブ内に記録されている。
- ^ "registry"の本来の語義は「登記」「登録」「登記所」「戸籍役場」といったものである。
- ^ a b c マイクロソフト株式会社 (2011年5月16日). “Regedit.exe と Regedt32.exe の相違点”. 2012年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月28日閲覧。
- ^ マイクロソフト株式会社 (2018年5月31日). “レジストリ関数”. 2021年8月22日閲覧。
- ^ “Windows Registry File Format Specification”. 2021年8月22日閲覧。
- ^ マイクロソフト株式会社 (2006年5月24日). “レジストリの破損により Windows XP を起動できなくなった場合の回復方法”. 2008年11月23日閲覧。
- 1 レジストリとは
- 2 レジストリの概要
- 3 脚注
レジストリと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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