ラーメン甲子園の出場選手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:01 UTC 版)
「虹色ラーメン」の記事における「ラーメン甲子園の出場選手」の解説
鳳レイ(おおとり レイ) 最高級の国産小麦「鳳凰」を使いこなし、第一回ラーメン甲子園の予選で出した塩ラーメンで太陽らを圧倒する。決勝戦前に神宮寺グループに最高級の材料を集めさせ、一杯5000円を超える「究極のラーメン」を作るが、ラーメン部の「ノスタルジックな味」とはまったくの同数票となる。神宮寺雷蔵がそれぞれのラーメンの原価、推定販売価格を述べ、判定負けとなる。 容姿端麗で女性人気も高いが、その実は男装した女性である。幼いころより男として育てられ、ラーメン職人であった彼女の母親を「女だから」と差別した神宮寺雷蔵とラーメン業界に対する復讐を誓いラーメン甲子園に参加する。しかし、実際には雷蔵は差別したわけではなく、原価を度外視した高級材料を用いたラーメン製造に難を示していただけであり、職人としては高い評価をしていた。決勝戦後に雷蔵から本来の姿に戻るように諭され、復讐の心は瓦解する。 その後は女性としての生活に戻ったが、ラーメン職人としては従来通り男性職人として通している。 乾竜美(いぬい たつみ) 乾財閥の御曹司であるが、ラーメン職人になることが乾家には受け入れられず、一人暮らしをしてラーメン修行をしていた。得意のラーメンはとんこつ醤油ラーメン。「ラーメン与田」でのラーメン部との勝負を経て、太陽のよき親友、よきライバルとなる。第一回ラーメン甲子園の準決勝では、鳳レイの塩ラーメンに敗れる。その後、京都の大学に通いながら自分の店を立ち上げる。 ラーメンを通じて、乾家の面々とのわだかまりも解消。麺王杯決勝では太陽の助手を務める。麺王杯決勝後は厨房機能を備えた車を購入し、太陽ともども全国行脚を行っている。 藤原秀郷(ふじわら ひでさと) 第一回ラーメン甲子園の予選リーグでのラーメン部の相手の1人。背脂チャッチャ系の新佐野ラーメンを創るが、佐野ラーメンの味の要である「水」を軽視したために、ラーメン部に敗れる。麺王杯決勝では太陽たちに「水」を届けるとともに手伝いをしている。 金森長近(かなもり ながちか) 第一回ラーメン甲子園の予選リーグでのラーメン部の相手の1人。忍者の末裔であるように描写されている。昼と夜で味が変わる飛騨高山ラーメンの強みを出すため試合開始時間の変更を申し出たり、祭りで使う屋台を総動員させるなど、試合の外での策を弄したが、試合前に太陽に渡した飛騨ネギがポイントとなりラーメン部に敗れる。麺王杯決勝にも駆けつけている。 八幡義綱(やはた よしつな) 第一回ラーメン甲子園の一回戦でのラーメン部の相手。父の店を守るために優勝することに固執し、辛味噌ラーメン(赤湯ラーメン)の唐辛子の量を増やして審査員である観客の味覚を奪うことを画策するが、原田ひかりが機転を効かせて持ってきた冬瓜によって観客の味覚は戻り、ラーメン部に敗れる。その後、冷やしラーメン専門店「駒姫屋」で修行し、太陽とともに駒姫屋の窮地を救った。 有馬純太郎(ありま じゅんたろう) 第一回ラーメン甲子園の準決勝でのラーメン部の相手。どトンコツ久留米ラーメンでラーメン部と勝負するが、前半戦と後半戦で味を替えた太陽のラーメンの前に敗れる。その際に太陽のラーメンを「風見鶏」と評し、太陽を「ラーメン職人ではない」と断じて太陽に衝撃を与える。その後は、自分のラーメンを見出してラーメン甲子園に優勝した太陽のラーメンを「魂がこもっている」と評して和解している。 姉がいて、頭が上がらない状態。その姉は、麺伶王・獅子堂啓介と恋仲になっている。
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