ラジオの送信設備・中継設備の故障による機械事故
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「放送事故」の記事における「ラジオの送信設備・中継設備の故障による機械事故」の解説
2007年9月10日 ラジオ大阪午後、1時間ほど停波。原因は堺ラジオ送信所内の電源設備が老朽化し、ヒューズが破損したため。 2008年7月28日 ラジオ関西『集まれ昌鹿野編集部』この日は前日7月27日深夜より、東京支社内のスタジオからの生放送による特別編成だった。中盤、日が明けて28日0時38分ごろ、CMの入りから30秒間放送が無音になり、続いて割り込みフィラーが40秒程放送された。その後、CMが途中から流れ、CM明け後しばらくして、スタッフが生放送中のスタジオに入り、直接謝罪した。原因は神戸本社と東京支社を結ぶ回線のトラブル。次のCM枠では先の中断時に本来流れる予定であったCMも連続して流された。 2018年6月18日 RKBラジオ9時30分頃から17時30分頃までの約8時間、AM波での放送が中断した。原因は和白ラジオ放送所の送信機とアンテナを接続するケーブルの不具合とされる。 2021年3月27日 FBCラジオ『日野ミッドナイトグラフィティ 走れ!歌謡曲』放送開始時刻の午前3時になっても音声が流れず無音状態となり、直後より緊急時用のフィラーが流され午前4時まで急遽放送休止となった。当番組は文化放送からのネット受け(本来は午前5時までの2時間番組だが、FBCのみ午前4時で飛び降りの予定だった)で放送されており、送出局の文化放送及びその他ネット各局では問題なく放送されたことから中継回線にトラブルが発生したものと思われる。なお、この番組は同日が最終回であった。 2021年7月11日 JFN系列『ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピー・クローバー!』『NISSAN あ、安部礼司 ~ beyond the average ~』TOKYO FMをキー局とする全国ネット番組。上記1本目の番組を放送中の16時22分頃、キー局であるTOKYO FMを除くネット受け各局でネットワーク放送設備のシステムトラブルが発生し、一時無音になったあと、1本目番組の終了時刻までフィラー音源が流れる事態となった。スポットCMや『JFNニュース』は問題なく放送されたが、17時の時報CMが無音になり、2本目の番組でも冒頭数分間フィラー音源が流れたりするなど、40分近くにわたって影響が出た。 上記番組が放送できなかった地域では、再放送で対応したほか、radikoタイムフリー配信枠にTOKYO FM放送分を当てはめる対応をとった。 2021年9月12日 横手かまくらFM17時30分頃から21時頃までにかけ、音声が聞き取れないほど低調になったり、無音になったりした。原因はコーデック(音声符号化)機器の故障。 2022年3月9日 FM802、FM COCOLO同日13時48分頃からFM放送が無音に、radikoも同時に放送受信トラブルである旨のアナウンスを交えたフィラー音源に切り替わる状態が続いた。その後15時に合わせradiko側が優先的に復帰し、FM COCOLOでは該当時間帯の番組「Wonder Garden」を担当する池田なみ子が、FM802では「THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS」を担当する中島ヒロトがそれぞれ機械トラブルによる送信不具合であった事を知らせ、その後追ってFM波も復旧した。両局は1局2波制度により、FM802が運営しており、同社は「システムの不具合と考えている」と説明している。
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