メカ生体ゾイドとは? わかりやすく解説

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メカ生体ゾイド(第1期)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 21:26 UTC 版)

ゾイド」の記事における「メカ生体ゾイド(第1期)」の解説

1982年トミー(現・タカラトミー)が生産しアメリカ現地法人であるトミーコーポレーションが「ZOIDS」として発売したことからシリーズは始まる。元々、トミーには「ちっちゃな仲間たち」と呼ばれるマイクロゼンマイを用いた玩具シリーズ存在し、これを男児向け新商品として開発するころからスタートした。これが欧米市場好評だったため、日本でもメカボニカ」とタイトル変えて売り出された。 しかし、メカボニカ人気は振るわなかったため、1983年タイトル欧米同様の「メカ生体ゾイド」に改めた。この時、トミー社内のアイデアコンテストに参加してゾイド関わることになったのが、のちに「ゾイド生みの親一人」と呼ばれる徳山光俊で、コンテストきっかけ若手社員3人(徳山のほか、エンジニア二階堂輝雄とデザイナー藤野凡平)によるゾイドチームが作られた。このゾイドチームは、「架空惑星における共和国帝国戦い」というバックグラウンド設定したが、発売予定までの限られた時間ラインナップ拡充するため、メカボニカ製品転用改造して間に合わせた徳山は、ゾイド子どもたち楽しませる普遍ものさし」(テレビ番組放送期間価値左右されるキャラクター玩具とは違うオリジナル玩具)を目指しており、恐竜の化石発掘して復元するように「組み立てを楽しむ玩具」に拘った。さらに(テレビキャラクターに比べ知名度が劣るので)売上停滞懸念緩和するため、営業部玩具販売店とも一丸となり魅力的な店頭販売注力し、徳山直接イラスト描いたゾイド売り場作りマニュアル作成また、店頭動かし続けながら展示できる初の電動モーター搭載キットであるビガザウロ発売したビガザウロアメリカZOIDSとして企画されていたが、メカ生体ゾイドの目玉転用して国内販売されたもの)。その後、アニメプロデューサーの飯島敬の手によってゾイド星におけるヘリック共和国ゼネバス帝国が戦う「ゾイドバトルストーリー」が作られ世界観形成進んだ1984年には、シリーズ中でも象徴的なゴジュラス帝国ゾイド発売され展開が本格化ゴジュラスアイアンコングなど多くゾイドをメインデザイナーである藤野が手がけた。さらには小学館の学年別学習雑誌掲載されジオラマや、特撮使ったCMなど人気集めた1987年には従来1/72スケール加えモデラー横山宏デザインした1/24スケール24ゾイド登場した1989年にはガイロス帝国暗黒軍)の登場新展開始まりゾイドデザインヒーロー色の強いものになっていった。しかし、ミニ四駆などの人気押され1990年デス・キャット最後にゾイドシリーズ一度終了したタカラトミーでは、この期間(1983年1991年)までのシリーズ展開を「第1期」と位置づけており、日本国内でのキット累計出荷数は1900個以上である。

※この「メカ生体ゾイド(第1期)」の解説は、「ゾイド」の解説の一部です。
「メカ生体ゾイド(第1期)」を含む「ゾイド」の記事については、「ゾイド」の概要を参照ください。

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