マーケティングと発売
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「マスエフェクト3」の記事における「マーケティングと発売」の解説
『マスエフェクト3』は2010年12月11日にSpike Video Game Awardsにて正式に発表された。翌年の夏、コミコン、 Electronic Entertainment Expo、 Gamescon およびPAX Primeなどのイベントでデモ映像などが発表された。2011年10月10日にはマルチプレイヤー要素が正式に発表され 、2010年以来長年ファンの間で噂されていたマルチプレイヤーモードが裏付けられた。公式のシングルプレイヤーデモは2012年2月14日にリリースされ、バトルフィールド3を購入しオンラインパスを有効化した消費者に早期アクセス権が与えられた リリースに至るまで、『マスエフェクト3』は様々な動画コンテンツで宣伝されており、それは2010年の予告編から始まり、2012年のティザー映像「Take Back Earth」で終わった。BioWareはまた架空のブログや週刊ウェブシリーズ「BioWare Pulse」などのバイラルマーケティングを用いていた。あるプロモーションキャンペーンでEAはGPSデバイスを装着した観測気球を用いて『マスエフェクト3』の初期コピーを宇宙へと打ち上げた。ファンは気球をオンラインで追跡することができ、その後地上に落下した後気球を回収することでゲームの初期コピーを入手できた。マーケティングサイクルを通じて、『マスエフェクト3』は多数のリークの対象となった。最も重要なのは2011年11月にミスでプレイベートベータ版がXbox Liveでプレイヤーが入手できるようになったことである 『マスエフェクト』や『マスエフェクト2』と異なりBioWareはシェパード司令官の男性版と女性版の両方で『マスエフェクト3』を宣伝した。口語的に「FemShep」と呼ばれる女性のシェパードは彼女独自の映像とゲームの一部バージョン(片方にFemShepが挿入されているリバーシブルのスリップケースが特徴のスタンダード版など)のカバーに登場する 。公式のFemShepモデルの決定を助けるためにBioWareはFacebook上で5つのプロトタイプの中から選択するようファンに求めた。最終的に、5番目のプロトタイプが勝利し、その髪の色を決める新たなファン投票が実施され赤に決まった 『マスエフェクト3』のスタンダード版に加えて、プレイヤーはゲーム内ボーナスやアンロック可能なアイテムが付属するコレクターズエディションとデジタルデラックスエディションも購入できる。デジタルデラックスエディションはEAのダウンロード販売とデジタル著作権管理システムであるOriginを通じてのみ入手できる。本作はまた予約注文が行われた場所に応じて様々な事前予約特典も付属していた。例えば、PlayStation Networkからゲームの予約注文をした人にはM-55アーガスアサルトウェポンと『マスエフェクト3』のPlayStationテーマが与えられた 『マスエフェクト3』は本来2011年後半にリリースされる予定だったが、正式リリースは最終的に2012年3月6日に変更された。当初、ゲームはMicrosoft Windows、Xbox 360、PlayStation 3向けのみにリリースされた。ゲームの新品は全てにマルチプレイヤーモードへのアクセスが許可されるオンラインパスが付属しているが、中古品は一般に新規パスを購入する必要がある。PC上で『マスエフェクト3』を起動するためにプレイヤーはOriginをインストールする必要があった。2012年11月18日、ゲームのWii U版が北米でリリースされ、11月30日にヨーロッパ、12月6日に日本でもリリースされた。『マスエフェクト2』と共に『マスエフェクト3』も2016年11月7日にXbox Oneの後方互換に対応した
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