マジック・アカデミー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 15:54 UTC 版)
「おざなりダンジョン」の記事における「マジック・アカデミー」の解説
グレート・ソウル マジック・アカデミーを統べる存在で、アストラルを生み出す昇華の儀式を行う事ができる。星に宿る生命の、世界を破壊する真竜に対して向けられた小さな意識が同化することによって生まれた精霊。そのため誕生した当初はただひたすら「真竜を滅ぼす事」のみに囚われていたが、過去に現われたモカとエスプリの加えた一撃によって「自我」に目覚めた。 元が植物であるためか、人間形態を取るときは中性的な存在として具現する。魔力(マナ)を正しく扱うために、マジック・アカデミーを創った。アストラルへの昇華を拒んだ唯一の人間であるヨナに対し、特別な関心を抱いている。しかしエルザら一部の者達には“能力があるのになにもしない”等と日和見な態度を好ましく思われていないような場面も見受けられる。 エスプリ アストラル。マジック・アカデミーが下した人類を粛正するという決定の是非を調査するために地上に来たが、そこでモカの存在に惹かれ、人間を知るためにモカの剣に姿を変え共に冒険することになる。モカには正体を明かさずにいるが、実際のところは概ねばれているし、エスプリ自身もそれを理解している。度々ロゴス達と衝突することになる。初期は剣として戦うのに慣れていないためか、剣を打ち合わせた際に痛がっていた。 過去の世界で無差別破壊を始めたロゴスを止めるべく、グレートソウルのマナを吸収して戦い、モカと共に撃破するがロゴスの崩壊に巻き込まれて行方不明となる(「モカを過去から召喚したアベルの世界」ではこの時にモカも死亡した)。 長らく行方不明であったが「TACTICS」でバンデット・カフェの高速戦艦エスプレッソの中枢コア内部で眠っていた事が明らかとなった。 ロゴス 真竜にしてアストラル。一度マジック・アカデミーに関係したものの、離反して敵対するアストラルとなったが、ナーガと出会うことで自らが真竜であることに目覚める。そして真竜という種族が絶滅しようとしている事に疑問を抱き、種を絶やさぬために行動を起こす。本来は禍々しい巨大な黒竜だが、自らの力によって普段は青年の姿をしている。破壊神の異名をとる。2人のイニシエート、エトス、パトスを従えている。 真竜の血族として生まれたアベルを狙い、ナーガ、モカ、エスプリまで巻き込んで過去のローレシア大陸へ跳んだ際に、真竜という種族が滅亡した真相を知る。その事実に納得がいかずに無差別破壊をはじめてモカ、エスプリと戦い敗れる。その身が崩壊する際にモカと共に時空転送した彼の牙はグレートソウルによって加工されて、モカの新たな愛剣「ロゴスの牙」となる。 ラプラス 数十年ぶりに生まれた新たなアストラル。人間だった頃の名は「予言者ラル」。優れた水使いの魔道士で自らの予知に従い使命を果たすべく理力の塔に向かう途中でモカたちと道連れになる。 集って来た魔道士の中では冷静な人物で、生前のエスプリに似ていると危険視されロゴスによって異空間に幽閉される。資格に満たない魔道士たちを強制的にアストラル化しようとするロゴスに立ち向かい倒れるが死する寸前にグレートソウルの手でアストラルに昇華した。 自身の予知を変えた(彼の予知では自分は死ぬ筈だった)モカの「イレギュラー」を認め重要視している。
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