ポリアンナと関わる主な人たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 17:02 UTC 版)
「愛少女ポリアンナ物語」の記事における「ポリアンナと関わる主な人たち」の解説
ジミー・ビーン / ジミー・ペンデルトン 声 - 山田栄子 父親に先立たれた元気で心優しい少年。9歳。ポリアンナの一番の親友。孤児院で生活しているが、仕事と住む場所を求めていた。ペンデルトンの森に自分の城(小屋)を勝手に建てたため、事後承諾を得ようとしたことからペンデルトンと知り合いになり、数ヶ月後彼の養子になる(以後は、ジミー・ペンデルトンと名乗る)。 孤児である上に気が短く町の人から敬遠されているが、実は勉強家。一方でリハビリ中のポリアンナからの手紙に若君ジェームスのことばかり書いてあったために手紙の返事をよこさないという嫉妬深い一面も見せた(彼女が帰ってきた時には歓迎会を催した)。ジミーもポリアンナもまっすぐな性格であるため衝突することも多いが、それは互いを大切に思う気持ちからである。物語終盤で素性が明らかになる。原作では成長後、ポリアンナと結婚する。 ジョン・ペンデルトン 声 - 銀河万丈 ベルディングスビル一番の大金持ち。自身が所有する森の中の屋敷でひっそりと暮らし、約10年間友人のチルトン以外誰とも口をきかないため周りから風変わりな人と思われている。若い頃に世界各地を旅行しており、その時入手した美術品が屋敷にたくさんある。かつてポリアンナの母ジェニーを愛していた。飼い犬の散歩を兼ねて毎日、三度の食事を街のホテルまで買いに行っている。また、歌は苦手なようである。ちなみに寝る時はナイトキャップを着用。 他人と関わろうとしないことを気にしたポリアンナにつきまとわれているうちに、しだいに心を開いていく。ポリアンナの事故をきっかけにパレーと和解し、その後町の人々とも和解した模様。また、孤児のジミーを自分の養子として引き取り、その後の二人の親子関係はたいへん良好な模様。最終話では、周囲の意表をついた大胆な行動に出る。 トーマス・チルトン 声 - 田中秀幸 ペンデルトンの主治医で古い友人。ジョン牧師と容姿や声が似ているため、ポリアンナは父の面影を感じ、慕っている。昔パレーと恋人同士だったが、些細なことでケンカ別れしている。以来14年間、2人は独身を続ける。ポリアンナについて「特効薬のような存在」と評している。 ナンシー・ハートレー 声 - 潘恵子 ハリントン家で雇われているメイド。1年前に父親が亡くなり病気の母と弟と妹の生活費を稼ぐ為に、住み込みのメイドとして働いている。田舎育ちで、言葉が訛っている。とても心の暖かい人だが、少々愚痴っぽい性格でキッチンではよく不満を口にしている。足で蹴ってドアを閉めたりとメイドとしては失格。ポリアンナがパレー夫人にいじめられるのが可哀想でたまらず、いつも味方をしてくれる。ポリアンナについて「天から降りてきた天使のよう」と評している。
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