プア・リトル・リッチ・ガールとは? わかりやすく解説

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プア・リトル・リッチ・ガール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 09:41 UTC 版)

バーバラ・ハットン」の記事における「プア・リトル・リッチ・ガール」の解説

ニューヨークで生まれた。父は株式仲買人のフランクリン・ハットン。母はエドナ・ウールワース。母方の祖父フランク・ウィンフィールド・ウールワースは、スーパーマーケットチェーンウールワース」の創設者だった。フランクリンエドナ夫婦仲決し良くなかったエドナ大金持ちの娘でありながら内気社交界嫌いだったイエール大学出のエリートであるフランクリンは、派手好き女性関係が絶えない男だった。1917年精神不安定だったエドナは、ニューヨークプラザホテル一室睡眠薬飲んで自殺自分の体の回りアイリスの花を飾って死んでいった。5歳になるバーバラが、母親遺体第一発見者だった。 フランク・ウールワースには3人の娘がいたが、孫はバーバラと、エドナの妹の息子ジミーけだったエドナの死の2年後フランク67歳死亡。その巨額遺産一部孫娘バーバラ残された。不動産動産含め現在の貨幣価値で約5億6千万ドルという額にのぼる。7歳世界で一番裕福な少女となったが、家庭暖かさとは無縁に育つ。父フランクリンは、親としての愛情の薄い男だった。バーバラ成人するまでの彼女の財産信託彼にまかされ彼の利殖蓄財才能で、次々と遺産の額を減らすどころか増やしていった。居場所のないバーバラは、親類の家や私立寄宿学校転々とした。どこに行っても、金のあることで敬遠された。心を許す友人もなかった。彼女に近づき、「財産目当て」と他人に揶揄されることを恐れる人、本当に女にたかるための人。バーバラ慰めは、母の愛したアイリスの花を飾り自分ノートに詩を書きつづることだけだった21歳社交界デビュー。父はそれを記念してニューヨークリッツ・カールトン・ホテル大規模なパーティー開いた4つオーケストラ200人のウェイター動員された。1930年代世界大恐慌のさなかであり、贅沢のかぎりをつくすパーティーゴシップ紙は、「あのパーティー一つ飢えたアメリカ南部農民救える」と叩いた。父は彼女の花婿候補にと、アイビーリーグに通う名門御曹司大勢招待したが、いざダンスが始まると誰一人パーティーであるバーバラ誘い行こうとしなかった。彼女とダンスを踊ると、財産目当ての男に思われる、というのが皆の一致した意見だった。 後年イギリス劇作家俳優ノエル・カワードは彼女を評して、「かわいそうな金持ち小さな女の子」(Poor Little Rich girl)と呼び同名の歌を作ったありあまる金が、彼女の孤独招いているのは明らかだったパーティー出席すると、「お金があると幸せ買えるんでしょ。」と女性たちに皮肉られた。会場から出て待たせていたリムジン乗り込もうとすると、有名人見たさに集まる群衆から、腐ったトマトや卵を投げつけられた。一度硫酸かけられたこともあった。安売りデパートであるウールワース従業員たちは安い給料長時間労働強いられていたため、創業者一族の娘であるバーバラはずれな浪費怒り狂っており、経営陣たちから苦々しく思われていたのである。彼女はこうした悪意から自分を守るために、ボディーガード雇った。「私は世界で一番憎まれている女よ。」と自嘲的語った

※この「プア・リトル・リッチ・ガール」の解説は、「バーバラ・ハットン」の解説の一部です。
「プア・リトル・リッチ・ガール」を含む「バーバラ・ハットン」の記事については、「バーバラ・ハットン」の概要を参照ください。

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