ピーター・セラーズ
ピーター・セラーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 14:11 UTC 版)
「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」の記事における「ピーター・セラーズ」の解説
コロンビア ピクチャーズは、ピーター・セラーズが4役を演じることを条件に資金提供を同意した。これは、「キューブリックの監督作品『ロリータ』の成功はセラーズの演技によるところが大きい」と評価されたためである。また、セラーズは『ピーター・セラーズのマ☆ウ☆ス(英語版)』で3役を演じた経験がある。キューブリックは、コロムビア側の提案を受け入れたものの、後年「このようなやり方は、映画の正規の方法ではない」と語っている。 セラーズはマフリー大統領、マンドレイク大佐、ストレンジラヴ博士の他にコング少佐を演じる予定だったが、彼は当初からコング少佐を演じることに消極的だった。演じる役が多過ぎることと、コング少佐のテキサス訛りを上手く表現できないことが理由だったという。キューブリックはセラーズに役を演じるように懇願し、脚本家でテキサス州出身のテリー・サザーンにテキサス訛りの台詞をテープに録音するように依頼した。セラーズはテープを聞いてテキサス訛りを習得して撮影に挑んだが、撮影中に足首を捻挫してしまい、狭いコックピット内に出入りすることが出来なくなり、コング少佐役を降板した。セラーズが演じた役の台詞は、大半がアドリブだったと言われている。
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