モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 | Konzert für Klavier und Orchester Nr.21 C-Dur K.467 | 作曲年: 1785年 |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例 | |
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1 | 第1楽章 Mov.1 Allegro maestoso | 13分30秒 | No Image |
2 | 第2楽章 Mov.2 Andante | 6分30秒 | No Image |
3 | 第3楽章 Mov.3 Allegro vivace assai | 6分30秒 | No Image |
作品解説
第20番と並んで、絶頂期にあったモーツァルトの完成度の高いピアノ協奏曲として注目される。これらは同じく四旬節の予約演奏会のために作曲された作品である。第21番が初演されたのは、第20番の約1ヵ月後である1785年3月10日。相変わらず膨大な仕事を受けるモーツァルトは、この作品もまた本番の前日になってようやく完成させたという。
この第21番は、ニ短調の第20番とは対照的に、ハ長調という明るい響きをもち、特に緩徐楽章ではまるで天上の音楽のように澄んだ美しさをみせる。
両端楽章のモーツァルト自身によるカデンツァは残されていない。
第1楽章:アレグロ、ハ長調、4/4拍子。協奏的ソナタ形式。冒頭の意気揚々と歩むような動機がこの楽章の特徴。独奏ピアノはその単純明快な音型を細かなパッセージで彩る。途中でピアノ・パートに、後の交響曲第40番ト短調の動機が現れるのが興味深い。
第2楽章:アンダンテ、ヘ長調、2/2拍子。三部形式。非常に美しい旋律に満ちた楽章として有名。それら旋律は独奏ピアノに受け持たれることが多い。
第3楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ・アッサイ、ハ長調、2/4拍子。ロンド形式。快活なフィナーレらしい装飾的な動きが多い。主題は管弦楽およびピアノに平等に与えられ、調和を感じさせる。
ピアノ協奏曲第21番 (モーツァルト)
(ピアノ協奏曲 第21番 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/28 01:42 UTC 版)
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K. 467 は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1785年に作曲したピアノ協奏曲である。
- 1 ピアノ協奏曲第21番 (モーツァルト)とは
- 2 ピアノ協奏曲第21番 (モーツァルト)の概要
- 3 曲の構成
「ピアノ協奏曲 第21番」の例文・使い方・用例・文例
- ピアノ協奏曲
- その曲はピアノ協奏曲に編集された。
- 6月21日の本選で,上原さんはチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」とラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」を演奏した。
- そのとき,彼女は偶然,ラヴェルのピアノ協奏曲を聞き,自分と千秋(玉(たま)木(き)宏(ひろし))が舞台でその曲を一緒に演奏している姿を想像する。
- 千秋は彼女がショパンのピアノ協奏曲を演奏するのを見るためにはるばるプラハまで行く。
- 内田さんはクリーブランド管弦楽団と共演したモーツァルトのピアノ協奏曲の演奏で最優秀器楽ソリスト演奏(オーケストラとの共演)賞を受賞した。
- 浅田選手は,ショートプログラムではショパンのノクターンのうちの1曲,フリーではラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に合わせて演技すると述べた。
- フリーについて,浅田選手は「私はラフマニノフのピアノ協奏曲がとても好きです。」と述べた。
- 翌日のフリーでは浅田選手はラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」に合わせて滑った。
- ローマ字の第21番目の文字
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