ピアノ協奏曲 第21番とは? わかりやすく解説

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モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調

英語表記/番号出版情報
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調Konzert für Klavier und Orchester Nr.21 C-Dur K.467作曲年1785年 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Mov.1 Allegro maestoso 1330秒 No Image
2 第2楽章 Mov.2 Andante6分30秒 No Image
3 第3楽章 Mov.3 Allegro vivace assai 6分30秒 No Image

作品解説

2007年10月 執筆者: 稲田 小絵子

 第20番並んで絶頂期にあったモーツァルト完成度の高いピアノ協奏曲として注目される。これらは同じく四旬節予約演奏会のために作曲された作品である。第21番初演されたのは、第20番の約1ヵ月後である1785年3月10日。相変わらず膨大な仕事を受けるモーツァルトは、この作品もまた本番前日になってようやく完成させたという。
 この第21番は、ニ短調の第20番とは対照的にハ長調という明る響きをもち、特に緩徐楽章ではまるで天上音楽のように澄んだ美しさをみせる。
 両端楽章モーツァルト自身によるカデンツァ残されていない

第1楽章アレグロハ長調4/4拍子協奏ソナタ形式冒頭意気揚々と歩むような動機がこの楽章特徴独奏ピアノはその単純明快な音型を細かなパッセージ彩る途中でピアノ・パートに、後の交響曲第40番ト短調動機現れるのが興味深い
第2楽章アンダンテヘ長調2/2拍子三部形式。非常に美し旋律満ちた楽章として有名。それら旋律は独奏ピアノに受け持たれることが多い。
第3楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ・アッサイ、ハ長調2/4拍子ロンド形式快活なフィナーレらしい装飾的な動きが多い。主題管弦楽およびピアノ平等に与えられ調和感じさせる


ピアノ協奏曲第21番 (モーツァルト)

(ピアノ協奏曲 第21番 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/28 01:42 UTC 版)

ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K. 467 は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト1785年に作曲したピアノ協奏曲である。




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