ピアノ協奏曲第4番_(モーツァルト)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ピアノ協奏曲第4番_(モーツァルト)の意味・解説 

ピアノ協奏曲第4番 (モーツァルト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/30 18:35 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ピアノ協奏曲第4番 ト長調 K.41は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト編曲した4番目のピアノ協奏曲第1番第2番第3番と同様、他者の作品の編曲である。これらの手稿譜はすべてクラクフヤギェウォ大学図書館に所蔵されている。

概要

モーツァルトは1766年の11月に3年間に及ぶ旅行から帰国したが、この旅行はモーツァルトに多大な刺激をもたらした。もっとも協奏曲の原理を学ぶための勉強としての意味が強く、多くの主要主題は他のドイツ作曲家たちの作品が借用されている。第4番は第3番と同様1767年の7月にザルツブルクで作曲された。

第1楽章と第3楽章はレオンツィ・ホーナウアーのチェンバロソナタ(作品1の1)、第2楽章はヘルマン・フリードリヒ・ラウパッハのヴァイオリンソナタ(作品1の1)から採られている(画像)。モーツァルトはここで、オーボエに代わってフルートを用いており、管弦楽法の進歩が見られる。

楽器編成

独奏ピアノフルート2、ホルン2、ヴァイオリン2部、ヴィオラ、バス

構成

3楽章の構成で、演奏時間は約12分。なお第2楽章は初めて短調を用いている。

  • 第1楽章 アレグロ、ト長調、4分の3拍子
  • 第2楽章 アンダンテ、ト短調、4分の2拍子
  • 第3楽章 モルト・アレグロ、ト長調、4分の3拍子

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ピアノ協奏曲第4番_(モーツァルト)」の関連用語

ピアノ協奏曲第4番_(モーツァルト)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ピアノ協奏曲第4番_(モーツァルト)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのピアノ協奏曲第4番 (モーツァルト) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS