ピアノ協奏曲第14番_(モーツァルト)とは? わかりやすく解説

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ピアノ協奏曲第14番 (モーツァルト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 05:23 UTC 版)

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ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K. 449 は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したピアノ協奏曲である。

概要

1784年ウィーンに滞在してから3年目になるモーツァルトは、6曲のピアノ協奏曲を作曲した。そしてそれらは1784年から1785年にかけて、確認されないものもあるが、間違いなく全て彼によって演奏されていることがわかっており、番号では本作、第15番第16番第17番第18番第19番『第2戴冠式』までが作曲された。

当時のモーツァルトはピアニスト兼作曲家として、既にウィーンの音楽界では寵児だった。また、この年に初めて「自作品カタログ」を作り始めており、このカタログを飾る最初の作品となった。第14番は1784年2月9日に完成され、モーツァルトの弟子のひとりであったバルバラ・フォン・プロイヤー嬢のために作曲された。プロイヤー嬢はウィーン駐在のザルツブルク宮廷連絡官ゴットフリート・イグナーツ・フォン・プロイヤーの娘で、同年3月23日に自らの邸宅でこの協奏曲を演奏した。ただし、曲はそれに先立って3月17日に、モーツァルト自身が予約演奏会で初演し、満員の聴衆から称賛を浴びた。

楽器編成

独奏ピアノオーボエ2、ホルン2、ファゴット(任意)、弦五部

曲の構成

全3楽章、演奏時間は約20分。弦楽四重奏のみの伴奏でも可能である[1]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Jean-Philippe Collard Mozart: Piano Concertos 6, 8, 11-14”. www.allmusic.com (2018年9月28日). 2018年9月28日閲覧。

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